ガンダムW
1700話
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好むトレーズ派と、完全平和主義のサンクキングダム。
こうして考えれば、相性はあまりよくないのだが……意外や意外、何気にそれなりに友好関係を築いているらしい。
この辺り、ちょっと予想外だったが……いや、そうでもないのか? 原作だとサンクキングダムはトレーズ派の兵士も受け入れていた。
もっとも、結果としてそれを侵攻の理由にされてしまったが。
ただ、元々サンクキングダムを邪魔に思っていたデルマイユだけに、もしトレーズ派を受け入れていなくても、必ず何かしらの理由を付けてサンクキングダムを攻撃していたのは間違いないだろうが。
だが、この歴史では財団派の戦力が酷く弱まっている。
俺がサンクキングダムにいた時は、脅しとしてMSを派遣する余裕はあったみたいだが……侵略するのは、難しいだろう。
ここでも、ビルゴが開発されてないのが大きな役割を果たしている。
ウイングガンダムを操るヒイロと、それ以外にも軍備を有するサンクキングダムは決して侮れる相手ではない。
「財団派も、何でサンクキングダムじゃなくて中東連合に攻撃をしたんだろうな?」
呆れたようなデュオの言葉。
サンクキングダムにはヒイロがいるんだが、それを知らないのであれば財団派の戦力でもサンクキングダムをどうにか出来ると思っているのだろう。
「中東連合にはガンダムが2機いる。……それが狙いじゃないのか?」
財団派にとって、ガンダムの技術は是非とも欲しいものだろう。
もっとも、ヘビーアームズとサンドロックは特に何らかの特化した性能を持っている訳ではないのだが。
ヘビーアームズのFCSやビームガトリング砲、サンドロックの通信システムくらいか?
そんな風に、俺とデュオは財団派の行動に呆れながらも食事を楽しむのだった。
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