ガンダムW
1700話
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はしないらしい。
まぁ、ウイングゼロとHLVの降下ポッドだと、どっちの方が手間が掛かるかというのは一目瞭然だし。
ただ、MSを最低でも4機入れる事が出来るという事で、降下ポッドの大きさは相応のものになってしまった。
ああ、ちなみに名前も俺がHLVって言ってたせいか、いつの間にかHLVという名前で決まってしまったが……HLVって確か何か色々とした言葉の略語だったような気がするんだが。
それこそ、SEED世界のガンダムがOSを起動した時にG云々とかいう奴の頭文字からガンダムと呼ばれるようになった感じで。
……まぁ、この世界では特にそれに拘る必要もないので、HLVはHLVでいいんだが。
デュオだったり、ヒルデだったり、シルビアだったりが、HLVってどういう意味なのか聞いてくるのがちょっと困る。
適当にフィーリングで選んだんだから、特にこれといった理由はないとは言ってあるんだが。
ともあれ、そんな訳でハワード達科学者がHLVの建造を行い数日。その間にも、地球では色々と動きがあった。
「カトル達も、つくづくOZと相性が悪いよな」
ピースミリオンにある食堂、そこでグラタンを食いながらデュオが呟く。
D-120コロニーの食堂から引き抜いてきたコックの腕は、シャドウミラーの面子に相応に受けいられている。
基本的に和洋中と一通りの料理を作れるというのも大きいだろうな。
……ちなみに自分の料理に自信を持っていた凛だったが、やっぱり本職の人間には色々と見習うべきところはあったのだろう。
少しだけ悔しそうにしていた。
俺としては凛の料理も十分に美味いと思うんだけどな。
ちなみに俺が食べているのは、鮭のムニエル。
……コックが作っているところを見て初めて知ったんだが、俺が知っているムニエルというのはムニエルではなく、本職の料理人にとっては小麦粉焼きとでも言うべきものらしい。
実際の……本当のムニエルというのは、それこそバターを500gくらいも使って作る料理……誤解を恐れずに言うのであれば、バターの揚げ焼きとでも言うべき料理なんだとか。
大量のバターをフライパンに入れてそれを溶かし、色が変わるくらいの……コック曰く、シャンパンのように泡立っている状態にして、そこに小麦を塗した鮭を入れ、大きめのスプーンでバターを掛けながら焼いていくらしい。
その鮭のムニエルと焼きたてのパンというのは、実に美味い。
料理を味わいながら、前に座っているデュオに言葉を返す。
「OZ……というか、財団派にとって中東連合はそれだけ美味そうな餌なんだろうな」
俺とデュオが昼食を食べながら話しているのは、中東連合と財団派がまたぶつかったというニュースが入ってきたからだ。
俺が地球にいる時……いや、その時は俺じゃ
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