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ONEPIECE 空の王者が海を征す
空の王者、砂漠の国を後にする
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。彼女の首に真っ赤に輝く宝石のような鱗が飾られているチョーカーが付けられる、そしてビビの手から電伝虫の受話器を取ると声を張り上げて言った。

『あ〜あ〜。こちら麦わら海賊団のレウス・R・リオスだ、たった今ネフェルタリ・ビビ王女は頂戴した!私の口車に簡単に騙され乗ってくれるような素直なお嬢さんに育ててくれた事を心から感謝する』
「えっレ、レウス、さん…?!」

突然何を言い出すのか解らないビビは吃驚しながらレウスの顔を見るが唇に当てられウィンクしながら静かに♪という対応にその通りに黙ってしまう。

『たった今彼女の首に私お手製の爆弾型のチョーカーを付けさせて貰った、私の気分一つで彼女の首が噴き飛ぶ代物だ。我々に手を出すのであればどうなるかは保障しないぞ、それでもいいなら手を出して見るがいいさ。それで貴様らの正義が許すのであれば、海軍!!』

そう言い切ると受話器を電伝虫へと戻した。ビビは未だにレウスの行動に仰天しながら慌てている、そんなお姫様の姿に笑いながらカルーに手紙が入ったバックを渡しながら彼に目線を合わせながら呟く。

「カルー、こいつをコブラさん達に渡してくれ。大丈夫、ビビちゃんは俺達がしっかりと守るさ」
「クエ〜……クエエ、クエエ〜〜!!!」
「解ってるよ。彼女はしっかりと帰って来るよ、ちょっと誘拐されるだけだからな」
「クエッ!!」

カルーはビシッ!と敬礼をする、ビビを宜しくお願いします!と言わんばかりの敬礼にレウスも思わず敬礼で返した。そしてビビをその腕で抱くと一気に船へと飛んだ。船へと戻るとルフィとウソップ、そしてチョッパーがお前何言ってるんだよ!?と殴りかかるような勢いで迫ってきた。

「お前何言ってんだよ!?爆弾付けたって正気か!?」
「おいレウス早くそれ外せよ!?」
「そうだぞレウスひどい事はやめろ!!」
「ま、待て待てお前ら本気でこれが爆弾だと思ってるのかよ!?嘘に決まってるだろ!?」
「「「へっ嘘?」」」

嘘だという事を言われて一気に停止する三人にナミ達が呆れ返ったかのような溜息を漏らした。

「あのねぇなんでレウスがあんな事を言ったのか本気で解らないの?一国の王女が自分から海賊になりたいって言ったら大事件よ?国その物が危うくなっちゃうのよ」
「そう言う事だあほ共、レウスはビビちゃんが誘拐されたっていう事にして連れてきたんだよ」
「「「あっそう言う事か!」」」
「ああ、レウスさんらしくないと思ったら……」
「おいビビちゃん君もか」

まさかビビまで理解していなかったとは予想外だった、少し考えれば解るような事かと思うが……まあ行きなり言われたから混乱してしまったのだろう。

「でもチョーカーは何の意味があるんだよレウス」
「これならビビちゃんが海賊と同じ行動をとっ
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