0040話『ガングート着任と提督達の思惑』
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じゃ新人を連れてきたから入らせてもらうわね』
そう言って扉が開かれるとそこにはまるでヴェールヌイが大人になったかのような女性がいた。
左目の下に切られたような痕が残っているのが印象的だ。
その女性は私を見て「フン」と鼻を鳴らしながら、
「貴様が提督というヤツか。私はГангут級一番艦、ガングートだ」
「そうか。よろしく頼むよ」
「ああ。しかし話には聞いていたが本当に提督が艦娘なのだな…。
聞いたぞ? 今回の作戦で大本の深海棲艦を一緒に叩いたというな」
「あ、やっぱり聞いているか。まぁそうだな」
「ならば話が早い。提督よ、後で手合わせを願ってもいいか…?」
「こら、ガングート。提督にいきなり失礼でしょ?」
そこでビスマルクがガングートを注意しているがあまり効果は薄いようだ。
そしてここで腰弱な対応を取れば舐められるかもしれないので言葉を選びながらも、
「はは。お手柔らかに頼むよ。演習でならいつでも相手になってあげるよ」
「そうか。断られると思っていたがどうしてなかなか…それにいい面構えじゃないか。
このガングート、貴様の事を気に入ったぞ」
「お目にかなったのならよかったよ」
それでガングートにもどうやら認められたようだ。
そしてもう少し休憩を挟もうと思ったが、その前にビスマルクが言葉を発した。
「提督。私はガングートを戦艦寮に案内してくるわ。
他にもこの鎮守府の内情とかも教えないといけないから少し忙しくなっちゃうから話をしたいところだけど出ていくわね」
「わかった。また後でゆっくりと話をしようか」
「ええ。提督も報告書作成を頑張ってね」
「ああ」
「それじゃ」
「失礼した」
それでビスマルクとガングートは執務室を出ていった。
大淀はそんなガングートに対しての感想は、
「また癖の強い人が来ましたね」
「そうだな。でもなんとかなるだろう…しかしこれでかつての大戦での国の艦が勢ぞろいした訳だな」
「そうですね。昔は敵同士でしたが今は心強い仲間ですからみなさん仲良くやってほしいですね」
「喧嘩にならないように注意しておかないとな」
「ですね」
それで私と大淀はまた報告書作成作業を再開したのだった。
もう一人の大淀が追加の報告書を持ってきた時には悲鳴を上げそうになった…。
榛名提督がそんな事をやっている中、他の鎮守府では大本営から榛名提督の艦隊が今回の作戦で登場した北方水姫のおそらく一番強い個体を撃破した事を知らせで聞いていた。
あるこの世界の半数以上の提督達は異世界から来たというのにこの世界のために頑張って協力してくれている榛名提督に対して好意的な感情を抱いて支持派に回った。
しかし他のある提督はそんな大戦果を上げたのはな
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