課外授業のデイウォーカー
最終段階開始前×作戦会議
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
レリーを・・・・」
そう言い掛けると窓から眩い輝きが室内にまで届く、今は深夜なので早朝並みの明るさによって驚くアザゼルとグレモリーら。窓から外の様子と共に、トレミーブリッジに城内城外の状況報告を頼むと言いながら。巨大な光の壁が城全体を覆い、魔法陣の光を見た事で同じタイミングで舌打ちする俺とアザゼル。
「不味いぞ!奴らめ、先手を取られた。恐らくカーミラ側の動きを察知された様子だ!」
「この時点で聖杯を抜き出す儀式を始める気だ!これは・・・・かなりオリジナルの紋様が刻まれているが、神滅具を所有者から取り出す時に描く術式に間違いない!」
「はい!あれは間違いなく術式です。魔法使いである私にゲオルグも同様の意見です!」
神滅具を取り出す魔法陣の光。マリウスの野郎め、このタイミングでやるつもりなのか!急がないとヴァレリーが死んでしまう、まあ俺にはヴァレリーが持つ神滅具の詳細を知っているが、今は話す時ではない。作戦会議してると儀式が終わってしまうのか、ベンニーアが城外へ繋げて魔法陣中央にエルメが立つ。
「織斑様に皆様方に援助をお願いします、これは女王モニカ・カーミラ様が織斑様にとお伝え下さいと言われた事です。悪魔の貴方達もですが、今は一刻の猶予もありません!CB率いる織斑様にグレモリー眷属のリアス様、聖杯とヴァレリー・ツェペシュの奪還をお願い致します」
「承知したが必ず奪還する。ここには最強の俺達と若手四天王のグレモリー眷属がいる。ギャスパー、お前はヴァレリー救助を優先しろ。目の前の敵は俺達で粉砕する」
「はい!私はヴァレリーを必ず助けます」
との事で、俺達が動くと同時にエルメはベンニーアの魔法陣から外へ出した。次もまた着地失敗しそうだから魔法陣の先に治安維持部隊の者の声が聞こえたので、今度は彼らがキャッチしたようだ。繋げた先もどこかの屋内天井らしいが、それを察知して構えていたのだろう治安維持部隊。外からの討伐はあちらに任せて、俺達は内部からの討伐する事となる。
「ゲオルグ、何やら力を使ってるように見えるが」
「やっぱ曹操らには分かってしまうか。一真さん」
「アザゼルらには野暮用だと言ったが、もしかしてと思いゲオルグの禁手化を現在進行形で実行中だ。吸血鬼の霧に似た結界を張っている」
「なるほどね。ゲオルグの『絶霧』を使った結界を張り、未来予知による事で吸血鬼全体にか」
エルメを外へ逃がして作戦会議前に、英雄チームには野暮用の事を話すと納得してた。だからルフェイが補佐をして力を継続させる為、前線には出ずに吸血鬼世界全体に結界を張り続ける。ギャスパーは仲間であるグレモリー眷属らは、士気を上げる為か後輩の願いを叶えさせるよう檄をな。
ゼノヴィアはパワーバカな発言だし、逆に祐斗はテクニック
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ