第十話 頼み事をします!
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。……ええ、分かっていますよ。………ではまた、永田さん」
そう言って絢芽は電話を切った。ふと窓の外を見ると演習場に向かっている戦車の列が見えた。
「千冬も大変だな……あんなに無能共が居るのだから……」
絢芽の表情は先ほどの無表情から一転して優しい笑みを浮かべていた。
「我らは一蓮托生……私たちは志同じくする同志……私の友達……栗林千冬か」
「やはり面白い奴だよ……お前は」
絢芽はそう言うと席に戻り、風紀委員長としての仕事に戻っていった。
『改革』の準備はゆっくりとだが確実に進んでいた。
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