暁 〜小説投稿サイト〜
おぢばにおかえり
第四十話  神戸に帰ってその一

[8]前話 [2]次話
                 第四十話  神戸に帰って
 私は神戸に帰りました、そしてお父さんとお母さんそれに妹達に挨拶をしてから色々なことをお話しました。
 その中でお父さんにです、こう聞かれました。
「大学受験の方はいいか?」
「うん、一応はね」
 こうお父さんに答えました。
「してるわ」
「そうか」」
「やっぱり大学行きたいから」
 こう思っているからにはです。
「してるわ」
「それでいけそうか」
「ええ、とりあえず査定だと」
 それによるとです。
「Aだったわ」
「そうか、じゃあ大丈夫か」
「一応はね、けれど」
「安心はしていないな」
「そうなの」
 本当に何があるかわからないのが受験ですから。ですからかなり真剣に受験勉強をしているつもりです。
「特に英語ね」
「あの大学は語学だからな」
 元々おみちを世界に広める為に創設されています、ですから語学については外国語大学並に整っています。
「それは第一だ」
「そうよね」
「とにかく査定はAだな」
「っていうか連絡したでしょ」
「そうだったな、まあとにかく大学に行きたかったらな」
 お父さんは私に笑って言ってくれました。
「勉強しろ」
「そうするわね」
「そして大学を卒業したらな」 
 そこから先のことも言ってきました。
「こっちに帰ってきてな」
「教会継ぐのね」
「そうするか?」
「相手の人がいたら」
 そうであることを祈っています、自分でも。
「その人がお婿さんになってくれて」
「そうだな」
「教会はね」
 お家のことだからです、理を続けていかないといけないので。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ