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提督はBarにいる。
山葵の美味さ・3
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と臭みを消しつつジューシーに蒸す事が出来るぞ。出来上がった蒸しササミは冷ましておく。

 ボウルにマヨネーズ、白だし、ワサビを入れて混ぜ、ソースを作っておく。

 三つ葉とアボカドは食べやすい大きさにカット。アボカドには変色しないようにレモン汁を少々振りかけておく。今回は野菜をシンプルな物にしたが、他に野菜を追加してもいいし、アレンジはお好みで。

 冷ましたササミも食べやすい大きさに裂いたら、ワサビマヨソースに野菜とササミ、マカロニを加えて和える。味見をして味を整えたら完成だ。

「へいお待ち、『蒸し鶏とアボカドのワサビマヨパスタ』ね」

「これはまた……提督、ワイン下さい」

「あいよ」

 これは主食というより、おかずか酒の肴だもんなぁ。俺はグラスに白ワインを注いでやり、親潮に手渡す。

 親潮はフォークを手に取ると、マカロニと鶏肉、アボカドを一緒に刺して頬張る。咀嚼して、口の中にワサビマヨの味が一杯に広がった所に、白ワイン。こいつがまた堪らんのよな。白ワインでなくとも、ビールとか、ハイボール、ウィスキーなんかもマッチするぜ。





「提督、温かいパスタもお願いできますか?」

 親潮が軽く顔を赤くして注文してきた。この赤いのは照れじゃなく、酔ってやがるな。目付きが素面の時と違うもの明らかに。

「あぁ、ちと待ってな」

 まぁ、明日は非番の予定だった筈だしお祝いだからな。好きなだけ飲ませてやろう。その為にも酒にも合うパスタだな。


《ピリ辛旨し!海老と高菜のワサビクリームパスタ》※分量2人前

・高菜:150g

・海老:8尾

・ニンニク:2片

・鷹の爪:2本

・パスタ:200g

・オリーブオイル:大さじ1.5

・ワサビ(チューブ):2〜3cm

・生クリーム:100cc

・牛乳:150cc

・塩:少々

・胡椒:少々


 さぁて、作るぞ。高菜とニンニクはみじん切りにし、鷹の爪はヘタと種を取り除いて輪切りにしておく。親潮に種を入れるか?と尋ねたが、さすがに鷹の爪の種は辛すぎるらしく丁重に断られた。

 海老は背ワタを取り、殻を剥いて片栗粉(分量外)をまぶし、よく揉み洗いしておく。尻尾も取り除いておいた方が、食べる時には食べやすいぞ。

 フライパンにオリーブオイルを引き、ニンニクと鷹の爪を入れて香りを出したら高菜を入れてよ〜く炒める。高菜をよく炒める事で高菜独特の風味を出すのが目的だ、しっかりと炒めよう。

 高菜がよく炒まったら海老を加え、色が変わったら生クリームと牛乳を加えて火を弱火にする。かき混ぜながら加熱し、軽く沸騰してきた所で火を一旦止める。パスタを茹でる間にソース全体が馴染んで、まとまった味にな
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