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KANON 終わらない悪夢
49委員長、香里や王子が見ている前で発情させられ、友人に見られても構わず半裸交尾をせがみ、だいしゅきホールドで種付けを受け、歓喜の声を上げるの巻
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げないと、ニ人ともとても喜んでくれると思うわ」
 そんなことをすれば、普通の両親なら娘を病院に担ぎ込んで、膣内子宮内洗浄の上アフターピルでもガンガン飲ませて、もし着床すれば即中絶手術不可避で、祐一クンは慰謝料を請求された上でレイプで訴えられて刑務所に、そんな状況なのに、両親までが喜ぶと言い出した委員長。
「私の両親ってね、大学で共同研究中に胚、受精卵が必要になってね、父が母に「卵子を提出して欲しい」って頼んだそうなの。それを聞いた母はね、自分を実験動物として扱う父に凄い興味が湧いたそうなの。イクッ、あああっ…… それで回収した母の卵子を顕微鏡に置いて、父の精子で受精する瞬間を撮影してたら、受精して減数分裂を始めた瞬間、母が生まれて初めて性欲とか母性本能に目覚めてね、叫び声を上げながら生理食塩水を入れたスポイトで受精卵を吸い取って、実験台の上で下着を脱いで自分の子宮に注入したそうなの、それが私なんだって教えてくれて、受精する映像も見せてくれたわ、またいくうううっ」
「うぐううっ」
 かな〜りしぼんでしまったオットセイくんだが、やはり委員長が抜かせてくれない。
 色々とキツい内容を喜々として、時たまイキながらも平常心を保って、理路整然とした解説をしてくれる頭も良くて冷静な少女。
 しかし精神の根幹は最初から壊れていて、自分が試験管ベビーだとか、顕微鏡のシャーレの上で愛情も恋愛も何一つ無い状態で受精した、実験と観察の成果で生まれた実験動物だと告白しても、それが両親の恋の馴れ初めだとでも言いたげに、幸せそうに言われて倫理観が欠如した実験の一部始終も聞かされた。
「それを見た父も凄い興奮してね、キスもしてない、愛の告白もしてない相手に延し掛かって、お互い初めて性行為をして、それが実験台の上で一晩中続いたそうなの。それでも生まれてきたのが私だから、強い子に生まれてくれてありがとうって言って貰えたの、ああ、気持ちよすぎてまたイクぅ」
 どうやら委員長がイカれているのは、両親のDNAが原因らしく、真面目過ぎて実験だとか大事故でも起こらなければ、セックスも妊娠も結婚も有り得ないIQ高すぎる系の人物が、教授か同僚が仕込んだハプニング実験にまんまと引っ掛かり、無事受精、着床、交尾、ついでにキスもして、翌日にようやく交際を申し込んで、愛の告白と思われる人生を通じての実験計画を提出され結婚、研究チームからも祝福されたのだと教えられた。

 その話を聞いた大半がドン引きしている中、佐祐理と舞だけが「はちみつくまさん」な表情になり、委員長の両親が幸せな結婚をして結ばれたのだと勘違いした。
(え? いいんすか? イインチョウ試験管ベイビーで、受精させられて着床してから交尾してキスして、それからやっと彼氏彼女になって、実験計画遂行のために結婚したんスよ、全部逆回転ッスよ
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