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KANON 終わらない悪夢
49委員長、香里や王子が見ている前で発情させられ、友人に見られても構わず半裸交尾をせがみ、だいしゅきホールドで種付けを受け、歓喜の声を上げるの巻
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政府も富士の駐屯地も演習場も別に禁止はされていない。
 目の前の木の化物がいれば、政府転覆まで可能なのを聞かされ、妖狐の一族も恐怖した。
『やめなさいっ、そこまでやったら全面戦争よ、どちらか全員狩られるまでの殺し合いになるわ、今すぐやめなさいっ』
 珍しく言葉も荒げて注意する秋子。血が薄れたとは言え向こうも天孫降臨の神様の末裔なので、妖狐と同じく神通力を持っている者が敵になれば、北海道に天変地異が起こる。
「はあ、そこまではしませんけど、旦那様から指示があればやります、スンマセン」
 一応、天使の人形とは心の声で繋がっているようで、命令が無くても色々と察しながら準備だけは進めているのも知らされた。

 保健室。
『美坂香里、お前は瞬きもせず、悲鳴も上げず、自分の恋人が友人を犯し尽くす光景を見続けろ、いいな?』
 今度は教頭ではなく、香里が地獄を見せられる順番が回って来た。
 もうライバルは名雪や妹だけではなく、十人以上の女と関係している祐一。それには秋子まで含まれていて、舞も佐祐理も、月宮一行全員。今、自分を押さえ付けている名前も知らない後輩と妹。今日加入したばかりで戯れにセックスをして、神域への通行証を発行されただけの女達。目の前や周囲には、昨日自分を応援してくれた委員長やクラスの女子までが祐一との交尾をせがんで並んでいた。
 そして、自分はその女達以下、もうセックスもしてもらえない、神域とやらにも入れて貰えない嘘つき女で、佐祐理にまで歯向かった馬鹿な女として処刑されているのに気付き、悔しさから来る涙を流していた。

「お姉ちゃん、いい気味です。委員長さんがメスブタになって、祐一さんと交尾してイキまくって、中出しされて妊娠する所まで見てなさい」
 後悔に苛まれ、嗚咽の声を出しながら泣いている姉を押さえ付けて、見下ろしてあざ笑っている栞。
 自分の腹の中にいる小狐達の父親で、母体である自分の所有者でもある、伝承の純血の妖狐が浮気するのは気に入らなかったが、他のメスと同じでお姉様の術と夫のフェロモンで発情させられてしまい、受精の準備を進めている委員長が、祐一の精子を受け止めない限り発情を続け、気が狂ってしまうのを察して浮気と子作りを認めた。
「お腹の中に祐一さんの子供がいるのが、こんなに幸せだなんて知りませんでした。もうお姉ちゃんはセックスもしてもらえないし、子供も産めないんですよ、お気の毒さま、うふふっ」
 昨日とは立場が逆転し、無様な姉を笑う栞。実の姉は、相手を騙そうが陥れようが、世間体を守るために自分と結婚し、愛し続けてくれるのだと思い込める発達障害や人格障害を持っているようなので、キッパリ、スッキリ、サッパリ諦め、優しいお姉様や格好良いお姉様、自分の小狐達と楽しく暮らす将来を夢想した。

「相沢くんっ、お願いっ、も
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