47香里の最後
[2/16]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
になって、お姉様方のオシッコでもなんでも飲み、足の裏も舐め放題で謝罪。美人の後輩から処女の女の子を二人ほど誘拐して、お姉様に生け贄として提出。香里と一緒に人間椅子として二日ほど勤務し、怒った後の大魔神でキングギドラ、子供を攫われた後のガッパ、暴れだしたギララ、ロケットで金星に送らないと人類が絶滅してしまう大怪獣ガメラのようなお姉ちゃんズを、ザ・ピーナッツのモスラの歌で鎮める。
まず1から3は論外なので、4を選んでしまった後の不幸な未来を予測するため、泣きながら未来予測する祐一クン……
「…香里、お前を殺す」
その挑戦状を黒い笑顔で受取った香里と違い「まあ、なんてことを……」などと言いながら、ご学友のリリーナ様?を気遣うクラスメイト達。
最後の授業参観の当日、休んでいて不在だったとは言え、クラスのほぼ全員が香里を応援して結婚式当日まで頑張っているのを見ながら、そこまでの対応をした舞と佐祐理を許せず、即座にイジメが開始された教室。
まずは佐祐理、舞の教科書やノートは落書きされまくって、破かれて汚されて返却。机には油性マジックでビッシリ落書きされて一輪挿しが置かれ、過去の栞の机と同じになっていた。
私物の鞄や引き出し、ロッカーには汚物投入、弁当箱は中身をぶち撒けて何度も破壊。やれることはやりまくって佐祐理を不登校にし、舞は教科書もノートも筆箱も持てないような状態にされ、クラスの女達や香里が高笑いして勝利宣言した頃、各自の自宅に倉田家顧問弁護士から訴状が届き、倉田佐祐理嬢と川澄舞嬢に対する慰謝料、治療費、社会復帰のためのトレーニング、復帰のための講習費用の請求。さらに鞄に入っていて壊された祖母の形見の品や、有田焼、景徳鎮などの重要文化財の茶碗、国宝級の工芸品。過去の仏師が制作した最高級の漆塗りで、現在では既に入手不可能な当時のオーバーテクノロジーで作成された漆や顔料で、万葉絵巻を鮮やかに描き出した百首のうちの九十点の重箱と箸と国宝級の重要文化財が壊され、漆が剥がれていたために使用されなかった数点だけが残されたり、被害を受けた最高級の青磁の器の天板には、キトラ古墳と同じ星図が描かれ、古代中国の天文図と朝鮮王朝が秘蔵していた天文図の比較証拠として、カビや湿度の変化の色あせで既に失われた古墳の代わりとして、蓋だけでも何度も文化庁から要請があって貸し出し、真贋の鑑定が何度もなされ、有り得る最高の技術で撮影されていて、四段重ねの器それぞれの周囲に描かれた四聖獣は今にも動き出しそうな活き活きとした描写と技法で描き出され、それでいて落ち着いた色彩が今も尚失われず、調査におもむいた調査官と、その時代を描いた時代小説の作家でもある鑑定士が、その場で卒倒して失禁し脳梗塞まで起こし、両脇を抱えられたまま病院に直行したと言う曰くつきの品なので、鑑定結果は出ていない
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ