45穢された仄かな恋、快楽堕ちのヤンキー女
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らいの濃さと思われる髪を撫で、優しく語りかけた。
『この髪の色で虐められましたね? でも、私達の世界では、この色はブルーブラッド、貴族の証なんですよ』
「え? そうなんですか?」
『ええ、その血を誇りなさい、その縁でこうして仲良くなって、一弥、いえ、祐一さんと結ばれる権利を得て、岩戸の向こうの世界にも行けるんですから』
「でも俺は男なんか嫌いだ… 嫌いです。嘘つきで女を騙しておもちゃ扱い、責任は取らねえし… あ、お姐さま方の弟さんは別でさあ」
祐一こそがヤリチン無責任男で、女を全員騙して孕ませている犯罪者だが、一応お姐様の顔を立てる。
『いいんですよ、佐祐理も舞も、普通の男性はどうも苦手だったんですけど、どうしてか祐一さんとだけは仲良く出来て、全然嫌じゃなかったんです。今にして思えば。、純血の妖狐さんは匂いが違ったんですね』
栞が祐一の匂いを嗅ぎ当て、自分にはない免疫を持つ男性として受け入れたように、佐祐理も舞も、普通の男に抱くような嫌悪感を持たず、素直に受け止められたのは、妖狐の血を感じて受け入れていたのだと思えた。
『さあ、貴女もこれで私達の仲間です、舞の精霊を受け取りなさい、そして貴女も神人の一人として祐一さんの精を受けて子を産むんです』
「エ? それだけは勘弁して下さいっ、男だけは嫌なんですっ、一生子供だけは作らないって決めてるんですよっ」
自分の幼少時代や、父親と同じ髪の色を母になじられ、嫌われてきた半生。
その経験から絶対に結婚はしないし、子供を産むなど有り得ないと思っていたのを、今すぐ変えろと言われても受け入れられない。
『じゃあ、もう少しこの世の理を知りなさい、舞の精霊を受け入れて』
「あ、ハイ…」
憧れの姐さんの一部を「入れられる」と知って、震えて待つ少女。顎を持ち上げられると「通路を作る」どころではない熱烈なキスをされ、精霊を流し込まれた。
「うっ、うううううっ!」
その一部始終は、事件の前後から録画されていた佐祐理のビデオカメラで録画され、光る体も、「はちみつを舐めるメスのクマさん二匹」に襲われて食べられてしまう光景も録画されてしまった。
『ふふっ、貴女の悲しみは私が全部食べてしまった。だからもう泣かなくていいの、一人で寂しがらなくてもいいの、私の分身が貴女の全部を書き換えてしまって、その刻印が貴女の体に永遠に残る、もう貴女は私達の物』
結構責め好きな左腕の舞の人格。外見は気が強そうで、お転婆な少女も、中身は気が小さく、いつもは怒ったり喚いたりして自分を守っている弱い生き物で、舞はそれをいつもの猛禽類の表情で獲物を捕食しようとしていた。
「えっ、泣かなくていいんですか?」
『ええ、その代わり、今日からは「いい声で鳴く」のよ』
「やっ」
凄い力で組み伏せられ、制服も下着も脱がされ
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