45穢された仄かな恋、快楽堕ちのヤンキー女
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ンクを決められ、首から懸垂していても眉一つ動かさない。
「「「「「…………」」」」」
教頭達は無言で答えた。
「服装違反なのでこれは学校の中では着ません。でもこの制服を着ている生徒、わざわざ買って着ている子も私が守ります。逆にこれを着て恐喝する子は締めてあげます、いいですね?」
「分かった」
教頭の絞りだすような声に答え、栞は腕を上げ、ガッツポーズのような姿勢を取った。
外からは歓声が上がり、この学校も舞と栞陣営に無血革命?で制覇された。
「隣の指導室、校長先生は入院するみたいですから、教頭先生が校長やって下さい。私の窓口は教頭先生と保健の先生ぐらい、そこの体育の先生みたいな人非人とは話をしません」
病弱な栞に失礼な態度を取った脳まで筋肉の教師は、後日外の連中に襲撃され、自分から退職して教員免許も返納、二度と教育や学校には関わらず、工事現場で残りの人生を過ごした。
「じゃあ、これで失礼します」
栞は校則違反の上着をたたんで持ち、隣の指導室に向かった。
生徒指導室1
栞に続いて、青い顔をした教頭が続き、話し合いが終わった。
部屋の隅で震えている校長はどこかに搬送され入院、栞や舞に逆らった者は同じ道を歩む。保健医は泣いていて話にならず、残りも記憶を封じられて倒れている。その状況で用務員が帰って来た。
「旦那、連れて来やした、こいつです、是非見てやっておくんなせえ」
「あ、相沢、またテメエの仕業か…」
ボディー攻撃で嘔吐寸前のヤンキー女が、青息吐息で喋ったが、すぐに用務員のオジさんにブン殴られた。
「馬鹿野郎、こちらの旦那を誰だと思ってやがるんだ? 妖狐の血族っていやあ、てめえの親父でも裸足で逃げ出す程のお方だ。この世に降りてこられた神様の末裔、純血の妖狐様はな、この国の総理大臣より偉いんだ、てめえも頭を下げろっ」
熟練の動作で足を払われ、その場で頭を抑え付けられて、再び三度土下座体制をさせられる気の毒な女。
「旦那、どうですかい? 少々跳ねっ返りですが、体だけは丈夫ですから、言うこと聞かねえ時はぶん殴って下せえ、すぐに大人しくなりやすから」
その言葉で、佐祐理のほうが早く反応した。結構可愛い子で、反抗的な態度を取っているが「ぶん殴ってやればすぐに大人しくなる」と聞いて、嗜虐心に火が着いた。
『まあ、可愛い子ですね、佐祐理、気が強いのに力押しに弱い子に目が無いんです、どうですか? これから佐祐理の妹になってくれませんか?』
親友で夫の危機的状況なのに悪い癖が出て、目の前のヤンキー女に「お仕置き」とか「調教」をして自分に屈服させ、金髪ヤンキーのクソ女を、自分好みの可愛らしい少女に変えてやろうと思っているお姉ちゃん。
「お嬢さん? 何を言ってらっしゃるんで? こいつは旦那に差し出して…」
そ
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