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KANON 終わらない悪夢
45穢された仄かな恋、快楽堕ちのヤンキー女
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ーの上に転げ落ちて、痙攣しながら気絶して絶命した女は、人体と精霊の機能によって修復されていた。
「ああっ、こんな胸の小さい女の子がうちの学校にいたなんて… その子とここまで濃厚セックスできるなんて凄い気持ち良かった」
 大変な失言があった祐一を、佐祐理と舞が睨んだが、後ろで額の血管から血を吹いたまま凝固させられている美汐と栞よりは怖くなかったので、中出ししたてのオットセイくんをゆっくりと抜いて突き出した。
「さあ、次は誰がして欲しい?」
 この言葉だけで機嫌を直さざるを得なくなった女達が、我も我もと群がってきた。
 その後、ロストバージンしたばかりのヤンキー女のタヒ体の横で、佐祐理、実の姉、栞、月宮一行の順にスペシャルビーフケーキをご馳走してマッスルドッキングしてやった祐一。授業を受けに行ってしまった名雪は、今回はお楽しみになれなかったらしい。
 こうして怒涛の二時間目、三時間目が過ぎて行った。

 二時間目頃、香里の病室。
 面会開始時間も少々過ぎ、香里の母がやって来た。何故かその表情は暗く、足取りも重かった。
「あら、母さん」
 舞の魔物、左手の精霊が抜けても、昨日の学校での出来事は覚えていて、自分の立場は揺るぎないと信じていた香里。
 あの後、気が弱くなって「祐一」から「相沢くん」に戻ってしまっていたが、その心情を便箋に書き、それでも足りないのでレポート用紙を使って書き込み、ちょっとかわいらしい封筒に入れるには困難になって来た分厚い力作を、封筒の中にこじ入れている時に母が来た。
「香里、実はね、朝早くに倉田家の顧問弁護士って人が来て、これを置いて行ったの」
 香里の前には「倉田弁護士事務所」の封筒と、プラスチックファイルに挟まれた婚姻届、それも「不受理」と何度か判子が押してある物が差し出された。
「なっ、何で?」
 不足書類があれば提出し、添付書類が必要なら捏造でも、偽造してでも出す予定だったが、婚姻届本証に不受理を押されて一瞬で受付を跳ねられてしまい驚かされる。
「ちょっと警告されてね、「今後、同様の書類を提出したりしたら、法的手段にでる用意がある」って言われて…」
 難しい法的用語は解説できず、封筒の中身を見せる母。そこにはこう書いてあった。

「相沢祐一氏は、7年前より当家の倉田佐祐理嬢と婚約関係にあり、現在も「婚姻届不受理申請」が継続的に提出されており、今回のように勝手な申請を却下するよう設定されています。今後、相沢祐一氏や倉田家が了解しない申請を提出した場合、法的手段を取り、接近禁止、連絡の禁止など、さらに厳しい対応を取らざるを得ません。以後、このような手段を取られる事が無いよう要請します、今後の対話は弁護士事務所を通し、直接相沢氏に連絡を取らないようご留意下さい、連絡先は……」
「何なのっ? これ?
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