第二話 有り余る力の暴走
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、すべて打ち落とした。
「てめーはここで潰す!!来い!月雲 帝!」
「校内では静かにしろ、それに授業妨害及び器物損害だ。貴様を粛清する口実ができた良い機会だ」
そう言うと、帝はマントから何かを取り出そうとした瞬間、一筋の線が信じられない速度で帝の右頬を捉えた
「ぐおああっ!」
帝は大きく仰け反り、呆気に取られた。
一筋の線は、零司の拳であった。先日のビルで戦った時よりも数倍の速さであった。
「どうした?そんなアクビがでるくれーのスピードじゃ、てめーが武器を取り出してる間に叩きのめせるぜ」
先程のパンチを食らった帝はこれを脅迫には思えなかった。
彼は直感で感じ取ったのだ、この男には勝てない。そう本能が訴え掛けてきたのだ。
先程の零司との距離は3メートル、この距離を一秒とかからずに積めてきて攻撃されたのだ。
帝はマントを靡かせながら一気に距離を取った。
「無意味だぜ???!」
またしても一瞬にして距離を積めてきた。
「オラアアアアアアアアアアアアアア!」
零司は雄叫びを上げて帝に拳のラッシュをお見舞いした。
内臓を損傷し、血を吐きながら吹き飛んだ。
「ぐっ???くそ???だが攻撃を当てることは出来たぞ???!」
帝は倒れたまま、そう言って咳き込みながら又も血を吐いた。
なんと零司の脚や体には無数の手裏剣や刺さっていたり、火傷を負っていた。
「動体視力で避けられるとしても、距離が詰まっていて、攻撃に集中していれば注意力が散漫になり避けることが出来ない」
帝は距離を取りながらマントを靡かせながら手裏剣や手榴弾を放っていた。
この二人、身体能力の差は歴然だが、戦闘ではこの二人は百戦錬磨と言った所で二人の右に出る者は数少ない
To be continuedー
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