旧校舎のディアボロス
堕天使襲来
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何か元気ねぇけど、どうかしたのか?」
「ああ、ここ最近朝がダメでさ。逆に夜だと以上にハイテンションになって・・・もう色々とダルいんだよ」
「それって何時もじゃね?」
「失礼だな! 俺はそこまでダメ人間じゃねぇぞ!」
「覗きをしてる時点でダメだと思うけどな・・・まぁそれは置いといてだ。何時からそうなんだ」
「え〜と、確か夕麻ちゃんとデートした日からかな。そん時から夕麻ちゃんに殺される夢や朝日が辛く感じたかな? ホントまいっちゃうぜ」
棟夜に話すと・・・? 何故か驚いていた。何か俺変なこと言ったっけ?
「あーおい棟夜・・・驚いてるけど俺、何か変なこと言ったか?」
「・・・あ? あーいや別。んじゃ体調に気を付けろよに・・・・そうか。あの時何か忘れてることは一誠の・・・」
? 去り際に何か呟いてたけど、俺が気に掛けることじゃないか。
ハァー。本当に気分が乗らないぜ。
棟夜side
やべ〜。昨日何か忘れてると思ったけど、一誠が殺されるの完璧に忘れてたわ・・・ハハハ。笑い事じゃねぇけど、思わず笑っちまった。確か今日も襲われるんだよな? 今回はマジで見張ろうと。
夜だけど、もうそろそろ堕天使が襲いに来るんじゃねぇかな。
「確か噴水がある・・・!!」
この気配・・・ビンゴ! 一つは一誠のともう一つは知らない気配、おそらく堕天使だ。
早急に公園にGO!
公園に到着した時にはすでに光りの槍を腹部に受けていた。ありゃまずい!
お面を付け顔を隠し、槍を突き刺そうとする堕天使に飛び蹴りを放つ。
「ぬっ!」
当たる直前で気づき、腕でガードし少し下がった。
「貴様・・・何者だ? 堕天使に楯突こうと言うのか?」
「お前が殺そうとした一誠は俺の大事な親友なんでね。見殺しにはできないさ・・・もし一誠を殺そうとするなら、俺が相手になるぜ」
八極拳の構えを取ると、男は愉快そうに笑う。
「クククク。人間の貴様が私の相手をするだと・・・笑止。高々下等な人間がつけあがるなッ!」
高速で飛んでくる光りの槍を裏拳で破壊し、懐に潜り込む。
「何!?」
壊されるとは思っていなかったのか驚愕していた。その隙をついて、身体を反転させ震脚で踏み込み体当たりを食らわす。
「靠撃!」
「がぁっ!」
堕天使は吹き飛んで、倒れこむ。咳き込み立ち上がると殺気を出して俺を睨みつけてくる。おぉ、キレちゃって。怖い怖い。
「き・・・貴様ッ!」
再び光の槍を顕現させ投げつけようとしたが、俺の横を魔力が飛んでいき槍を破壊する。破壊された衝撃で堕天使の男の腕が鮮血が迸っていた。あの魔力・・・登場が遅いっての。
「その子たちに触れないでちょうだい」
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