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ONEPIECE 空の王者が海を征す
空の王者、王と話す
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直ぐ三十路のおっさんの冴えないジョークに寒がったんですよ。だから顔が赤くなる」
「私には兄を慕う妹に見えるが?」
「歳が10以上も離れた妹とは、犯罪の臭いがしますね」
「海賊の君がそれを言うのかね?」
「違いない」

流れるようなトーク、大人の男同士の話が何処か笑い所を合えて作るような話し方をしながら展開させられていく。

「君の怪我はかなり酷いと聞くが大丈夫なのかね」
「うちの名医が見てくれてますからね。多分大丈夫でしょう」
「そうか……これは戯言と聞き流してくれても良い。君さえよければこの国に残る気は無いか、この国の守護者として」
「えっ……」

思っても見なかった一言にレウスは凍り付いてしまった、こんな事を言われるなんて思っても見なかった。こんな選択種が飛び出てくるなんて。

「君はこのアルバーナを、いや国である人の命を救ってくれた。本当に君さえ良ければだが……この国で生きてみないか……?何れはビビの婿としてこの国を」
「ちょちょちょ待って下さいコブラ王?!ああもう頭が混乱しちゃいますよ!!……ふぅ……」

コブラの言葉を途中でぶった切り深く深呼吸をする、突然かつとんでもない発言に追いつけない。この国の守護者として生きる、自分はある意味国の英雄なのかもしれない。加えてビビの命を救っている、コブラにとっては国民の命と娘を救ってもらっている重要な人物であるのを否定しないがビビの婿というのは幾らなんでもオーバーすぎる。それに自分の答えなんて決まっている。

「そう言ってくれるのは有難いですけど俺は海賊と言う自由な生き方が性に合ってる、国って言うでっかい物を護る生き方も素晴らしいと思うけど俺に規律だとかは似合わない。それにビビちゃんは俺に勿体無い位の子ですよ、それにおっさんですし俺」
「……ビビが不満だと?あの子の何処に不満があると言うのだ?スタイルは良いし優しく気立ても良い、少しドジだがそこがまた良い自慢の娘の何処が不満だと?!」

言葉を選んで彼女に自分と言う人間は相応しく無いと言ったつもりなのにコブラの脳内ではビビと言う女性では物足りないと脳内変換されていた。包帯が巻かれている身体に掴み掛かりレウスを揺さ振る。

「お、落ち着いてくださいコブラ王!?っというかそんな揺さ振らないで俺まだ安静にしてろってチョッパーに!?」
「うちの娘の何処が不満だと言うんだぁあああ!!!!???」
「んな事誰も言ってねええええええ!!!??」
「レウスさん遅くなってごめんなさ……パパ何やってんのよぉぉぉぉぉぉっっっ!!!??」

この後、レウスのお見舞いにやってきたペルとチャカは部屋の前で大量のたんこぶを作ったコブラ王をいじけており、首を傾げながら中へ入るとそこにはプリプリと怒っているビビと苦笑いを作っているレウス
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