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守護者に俺はなる!!!
レインベースへ
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賂を受け取っていた。8年もの間だ」

たしぎ「……」

ユウ「あの当時、10歳の妹が無理矢理海賊の仲間にさせられた。そして8年もの間、必死になって村を救うための金を集めていた。だが、その海賊はあろうことか賄賂を渡した海兵に、集めた金を回収させた。それをあんたら海兵達は当然の如く回収作業を行った。ま、ある連中のお陰で村は開放されたがな。だが、海軍の連中はその事をもみ消した!!何事もなかったかのように!!!俺や妹や村人が…8年間…どんな生活を送ってたか!!!あんたら海軍はそれを世間に洩らさなかった!!!!それでもお前…海軍は絶対正義を掲げるのか!!!!!言ってみろ!!!たしぎ!!!!!」

俺は我慢できず、関係ないたしぎに向かって叫んだ。過去を話している内に、感情が抑えきれなかったんだ。

たしぎ「……」

しかしたしぎは、何も言わなかった。いや、言えないんだ。

ユウ「何も言えないか。そりゃそうだろな。自分が信じてた海軍で、そんな事が行われていたなんて知る由もないだろうからな。だから俺や妹、そして村の連中は海軍が嫌いなんだよ!!!!何が絶対正義だ!!何が悪を根絶やしにすべしだ!!!そもそも、天竜人の言いなりになり、奴隷等を黙認してる時点で、お前ら海軍も俺からしたら、村を襲ってる連中と同じだよ!!そんな奴が、正義を名乗ってんじゃねぇ!!!!!!!」

『……』

たしぎを始め、後ろに箱や檻に入ってる連中は、誰も何も言わなかった。

ユウ「最も、あんたじゃ俺には勝てないけどな」

たしぎ「!?」

その言葉に、たしぎは顔を上げる。

ユウ「俺が話したことで、自分の正義を見失ってる時点で…お前は俺に勝てるはずない!!」

たしぎ「バカにしないで下さい!!」

そう叫び、たしぎは持ってた刀で俺に斬りかかって来る。

ユウ「だから…甘いって言ってんだろが!!」

俺は魚人空手で、素早くたしぎの背後に周り、気絶させた。

ユウ「だから言っただろ…お前じゃ俺には勝てないって」

そして、気絶したたしぎを檻に入れてる海兵の前に置く。

ユウ「後数分もすれば檻や箱は解ける。じゃあな」

そして俺は、レインディナーズに向かった仲間と合流するために箒で飛んでいったのだった。
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