レインベースへ
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町の中にいる連中に見つかってる。なら、やるべきことは1つだ!!
ユウ「ビビ!クロコダイルのいる場所は!!」
ビビ「あそこに、ワニの建物が見えるでしょ?あれがクロコダイルの経営するカジノ“レインディナーズ”!!」
ルフィ「あそこか…あそこにクロコダイルが!!」
サンジ「…散った方がよさそうだぜ」
ゾロ「そうだな」
ルフィ「よし!それじゃあ…ワニの家で会おう!!」
そして俺達は散り散りに逃げていく。
ユウ「さて、散ったのはいいが、俺についてきた連中をどにかしないとな」
俺の方にも海兵が多くついて来ている。ま、俺達の中じゃ賞金首は俺とルフィだけだもんな。
「面倒だし、上に逃げるか」
俺は地面を蹴った瞬間、箒の上に飛び乗る。
「な、なんだと!?」
「と、飛んだ!!?」
下では海兵の連中が俺を見上げている。
ユウ「タネも仕掛けもございません♪」
そして俺はそのまま飛んでいく。その途中で、ゾロが女の海兵から逃げるのが見えた。
ユウ「やれやれ」
俺は下に行き、ゾロと海兵の間に立つ。
ゾロ「ユウ!!」
ユウ「珍しいなゾロ。お前がこの程度の連中から逃げるなんて」
ゾロ「うるせぇ!そのマネ女がいるからだ!!」
「なっ!?だから私はマネ女なんかじゃありません!!」
お2人さん、言い合うなら他で頼む。後ろの海兵達も呆れてるぞ。
ユウ「とにかく…ゾロ、お前は先に行け。そしてナミ達を頼む」
ゾロ「お前はどうするんだよ!」
ユウ「俺は…」
箒を振ると、後ろにいた海兵達が箱や檻に閉じ込められる。
ユウ「少しコイツと話してみたくてな」
そう言うと、ゾロは呆れながらも
ゾロ「物好きだなお前は」
そう言い残し、レインディナーズに向かった。
ユウ「さて…今動けるのはあんただけだ」
「何故私にはあのような事をしないんですか」
ユウ「さぁな。あの煙の部下がどんな奴か気になってな」
「海賊の貴方達に気になられる必要はありません!!」
硬いな〜。流石はスモーカーの部下だな。
ユウ「海賊…あんた達にとっては、この世の悪だしな。えっと…あんた名前は」
「…たしぎです」
ユウ「ならたしぎ、お前に質問しよう。お前は俺達海賊が悪だと言ったな」
たしぎ「その通りです」
ユウ「なら…その海賊から賄賂を貰い、海軍本部に報告しなかった連中はどうなんだ?」
たしぎ「!?」
俺の言葉に、たしぎは言葉を詰まらせる。そりゃ当然だ…絶対正義を掲げてる海軍が、海賊から賄賂を貰ってるなんて信じたくなかっただろうしな。
ユウ「俺は昔、海賊が村を占拠し、一般人を助けるはずの海兵が賄
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