旧校舎のディアボロス
原作開始らしい。
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棟夜side
あれから行く日の年月が流れた。俺は今高校生として学園に通っている。年齢詐欺? そうじゃないんだ。あの後クソジジィから細かい事を結構話してきやがった。どうやら俺は原作開始前から年をとっていない。不老不死ってわけじゃないんだぜ?。 十七歳のまま原作が始まるまで俺に細工したらしい。何してくれてんだか全く・・・でも青春を味わいたいと思ってたのは事実だから嬉しいけどさ。んで今じゃ高校二年生となって色々と満喫している。
そして俺が今通っている学園は駒王学園だ。元女子高ということもあってか発言力や人数も女子の方が圧倒的に多い。その上この学園には有名人がいる。
それは・・・。
「「「「「待ちなさーーい! 今日は絶対に許さないわよーーーーーッ!!」」」」」
「「「ギャーーー! おーたーすーけーーーーッ!!!」」」
丁度良い。向こうからやってきてくれた。振り返ると必死の形相で逃げるバカ三人、坊主の松田とメガネ元浜に一誠だ。その後ろからは竹刀を持って追いかける女子剣道部だ。
このバカたちはある意味有名だ。松田は『エロ坊主』『セクハラパパラッチ』、元浜は『エロメガネ』『スリーサイズスカウター』最後にこの話の主人公、兵藤一誠は『エロの権化』『おっぱい魔人』とかなりの異名持ちだ。
正直言わせてもらえば、一誠からエロをとればモテるんじゃないかと思っている。顔も悪くないのに・・・残念だ。
さて、俺はこのバカをこのまま逃がすわけにはいかないので。
「「「邪魔だッ!!!」」」
「うるせぇーッ!」
-バキィッ!-
「「「うぉあぁぁぁぁぁっ!!!???」」」
とっ捕まえる。
俺の拳が顔面に直撃し倒れこみ後頭部をぶつける三人、痛そう。
「相も変わらずバカしてんだなお前ら」
一誠side
俺は兵藤一誠。ただいま学園の廊下を走っています! それは・・・。
「待ちなさい!」
「今日と言う今日は許さないからッ!!」
来たー!! 俺の後ろから剣道部の女子、村山と片瀬のほかに部員が竹刀を持って追いかけてきた。理由は簡単だ。俺が女子剣道部の着替えを覗いたということだ。
失礼な! 俺が覗きをするなんて・・・嘘です! 覗いてはいないが現場にはいました! 壁に開いた小さな穴から覗こうとしていました。
けど覗けませんでしたよ。だって悪友の元浜と松田が中々穴から離れないもんだから。あいつらマジで・・・。
「村山の胸、マジでけぇ!」
「あぁぁ。片瀬も良い足してんな」
なんてバカげたセリフだけで俺もヤバかったが。
俺だって見たかったけど片瀬が「誰か覗いてる!」って気づかれたから急いで逃げてきたんだ。逃げ切ったと思いきや部員全員が竹刀を持って追いかけてきた。追いつかれたら絶対にリンチ
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