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ハイスクールD×D/EXTELLA
旧校舎のディアボロス
原作開始らしい。
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にあう! 
女子を振り切ろうとしたところで俺たちの前に棟夜が立ちふさがった。
神夜棟夜。クラスメイトで勉強も運動もできて女子にモテるイケメンだ。クソ! イケメン死ね! 今日はその面に一発お見舞いする。

 「「「邪魔だッ!!」」」

 「うるせーッ!」」」

-バキィッ!-

 「「「うぉあぁぁぁぁぁっ!!!???」」」
殴る前に先に殴られた! イッテェ! マジで容赦しねぇ!

 「相も変わらずバカしてんだなお前ら」
苦笑いを浮かべて見下ろしてくる。コノヤロウッ・・・!

 「うるせぇ! モテない俺たちの気持ちを考えたことがあんのか!?」

 「バカの考えなんか知りたくもないし考えたくない」

 「俺たちをそうやって殴って楽しいか!」

 「バカを粛清してるだけだが? それよりも背後に注意しな」
龍に言われ振り向いてみたら・・・!! 背後に剣道部がいた。

 「あ・・・あの」

 「「「「問答、無用!」」」」

 「「「ギャーーーーーーーーーーッ!!」」」
どうなったかは、言うまでもない。




棟夜side
竹刀でボッコボコにされた一誠たち。こうなってもこいつ等はやるんだよな〜。諦めが悪いのか、それとも単なるバカか・・・ま、バカなんだろうけど。
おっと、こうしちゃいられない。今日は予定があるんだった。バカはほっといて向かうか。
俺は校舎から移動して裏手にある旧校舎に来ていた。ここは駒王学園ができる前まで使用されていた校舎だ。外見は木造建てだがそこまで古くはない。俺は旧校舎の二階を上がり奥の教室に向かう。その教室の戸には『オカルト研究部』と名前が入ったプレートがかけられている。
その前でノックをすると「入ってちょうだい」と声がかかった。
戸を開け中に入ると、二人の女子生徒がいた。一人は紅色をした女性。もう一人が長髪の黒髪をポニーテールにした女性。
紅髪をした女性がリアス・グレモリー先輩。黒髪が姫島朱乃先輩。彼女たちはこの駒王学園の二大お姉さまと評判高く男女から尊敬され、彼女にしたいランキングNo1.2に入っている。
なぜ俺が彼女たちと知り合ったかは、1年前にちょっとした出来事があって・・・これは後日話すとしよう。

 「いらっしゃいトーヤ」

 「こんにちわトーヤ君」

 「どうも。今日もコレか」
コレと言うのは、ソファーに座っているリアスの前のテーブルに乗っているチェスのことだ。俺が偶然かってしまったことから『あなたに勝つまで勝負を挑むわ』とのこと。
ワザと負けてあげれば良いと思ったのだが、彼女曰く「手を抜いたあなたに勝っても嬉しくないわ。どうせなら実力で勝ちたいから」と言い勝つまで勝負を挑まれた。
ちなみに俺がチェスを始めたのは今年からだからな。


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