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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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フブキ巡査:「パラダイス オブ
ヒューマニティ?」



ヒロシ(人類の楽園、、、)



カンナは話を続けた。





カンナ:「15年前まで、私たち人類は
ポケモンという生き物と共に共存し、
一つの世界を築き上げてきた、、」



カツラ:「、、、」




カンナ:「その世界は誰もが
それぞれの夢を目指し、
誰もが平和に生きていた時代だった。
、、でも、それは”ポケモン”と”人”、
互いの存在がバランスを保っていたからこそ
生きてこれた世界。15年前の事件が
きっかけでそのバランスは崩壊し、
人間が中心の社会を築いた結果
今の世界が出来上がった」




マリナ:「、、、」


マリナは少し睨んだ様子で話を聞いた。



カツラ:「それはここに居る全員が
知っている事実じゃ、、もう一度問うぞ。
カントー新時代計画とは何じゃ?」




ワタル:「口で説明するより、
目で見た方早いだろう、、」



カツラ:「むっ」


ヒロシ:「!」


ワタルの一言で、
ヒロシ達は視線をワタルに向けた。




ワタル:「カンナっ、、時間は?」



カンナ:「、、、9時57分よ」



ワタル:「あと3分か、、」



ヒロシ:「それはどういう意味ですか?」



ワタル:「、、言った通りだ。
口で説明するより、見た方が早いさ」



海の真ん中で停船するサントアンヌ号。
パーティーが開かれているはずが、
ヒロシ達のいる船上は海風も吹かない
静かな夜だった。













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