第八十六話 ゾンビってやっぱり大群で来ますよね
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むとゾンビが出てきたがさっきよりも数は少ない。
その代わり斧とかの武器を持ち始めたが。
だが、それでも銃に勝てるはず無く、次々と消えていく。
そして暫く進み続けていると、
『こちらB班だ。 良い知らせと悪い知らせがある。』
『A班だ。 良い知らせから聞こう。』
『良い知らせはワクチンを見付けたこと。 悪い知らせは二体目のボスが出てきた。』
シンタロー「二体目? 一体目じゃ無いのか?」
『ボスのHPゲージが満タンなんだ。 GGOのMobが回復できるわけがないだろ。』
『気付かれずにワクチンを取れそうか?』
『無理だ。 まるで守ってるみたいに彷徨いてる。 ってヤバイ。 さっきの一体目も出てきた。』
『そうか。 作戦変更だ。 一旦、安地に集合。 全員で取りに行くぞ。』
『B班了解、通信終了。』
シンタロー「C班了解、通信終了。」
一言も話さずに頷くだけで互いに確認する。
そこからは全速力でゾンビを振り切り、安地に戻る。
アーサー「一番乗りか。」
キリト「みたいだな。」
アーサー「そう言えば、サクマ。 お前、武器の素材決まったのか?」
サクマ「あぁ。 ALOの双龍って言ったら分かるか?」
アーサー「あぁ。 『炎皇龍』と『海帝龍』か。 めんどくさいだろ、あのクエスト。」
サクマ「あぁ。 クエスト難易度S+、ボスは二体でS++。 確実に最高クラスの難易度だ。」
「A班帰還〜、ってC班もう帰ってきてるし。」
シンタロー「どうする? B班来る前にこっちから行くか、待つか。」
フカ次郎「そりゃ行くに決まってるでしょう! 私は待つのは苦手だぜい!」
ピトフーイ「フカちゃんに賛成!」
エム「右に同じ。」
レン「わ、私もです!」
シンタロー「聞くまでもないか。 これだけ根っからのゲーマー集まってれば、そうなるわな。」
はぁ、と一息ため息をついてから立ち上がり、
「B班、こちらC班だ。 A班と共に安地にいる。 今からそっちに向かう。 現在地は?」
『こちらB班、了解した。 通路をまっすぐ進んでくれ。 その先で待つ。』
「了解。 通信終了。」
通信を終え、それを聞いて全員が動き出す。
会話は一切無く、ハンドサインやアイコンタクトだけで意思の疎通をする。
アーサー(これもVRMMOならではの醍醐味ってやつかねぇ。)
たった一時間やそこらを一緒に冒険してただけで、これまで何回も共闘してきた仲間の様に思えてしまう。
そんな現状に思わず微笑んでしまう。
そして無事にB班と合流。
施設の更に奥へと向かう。
そして最深部と思われる場所に到着すると、そこには二体のボスが居た。
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