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ロザリオとバンパイア〜Another story〜
第63話 二妻多夫? 三妻多夫?
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た。
「違いますーー わたしとモカさんのですーーー!!」
ゆかりも決して負けていない。その小さな体のどこにそんな力があるのか、くるむにも負けてなかった。
「わぁーー! ちょっとー ゆかりちゃんくるむちゃん待ってって! タチ悪くなってるよーー!」
「オレを私物化するのはダメーー! どっちの物でもなぁーいーーー!」
つくねとカイトが何か言っているが聞えない。
すると・・・ さっきまでフリーズしていたモカが復活した。
「ダメよ………、ゆかりちゃん。だって、だって……」
モカも負けてはいない。
2人に向かって、いや4人に向かって駆け出した。
「
2人
(
血
)
はわたしのーーーーっ」
「ええええ!! モカも!! ってか
2人
(
血
)
って、どーいう事だよ!?」
その日の部活はこれまでにない程賑やかで、色々と入り乱れてもみくちゃにされた。
つくねは、モカに思いっきり血を吸われたけど、カイトは何とか阻止する事が出来た様子。
だが、次回からは判らない。そろそろ本気で吸われるかもしれないのだ。
拒否するとモカが可哀想、と言う事もあるが、それ以上に単純な事だ。
モカの力が強いから。その辺りは表も裏も関係なかった。
今日の部活にギン先輩がいなくて良かった、と終わった後にカイトは強く思う。
何故なら、あの人いたら更に場が荒れそうだと言うのは目に見えているからだ。
『何でオレ抜きやねん!!!』と言いながら乱入してくる事が手に取る様に判る。
とりあえず、今日の感想はたったひとこと。
「「疲れた・・・・・」」
その一言を今日の日報として保存し、1日までも締めくくったのだった。
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