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リリカルなのは 金色の男
第四話 緑の野生
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「てめえ!手加減しやがったな!!」

「・・・先に襲ってきたのはお前だ」

「この野郎!!」

(やめて!!)

「ん?シャマル?」

ヴィータの頭にシャマルの念話が響いた。

「くそ・・・わかったよ!!」

ヴィータは涼を睨み付けるとそのまま飛び去った。

「なんなんだあいつら?」

「あ・その・・・」

涼の姿を見て驚いているアリサ。当然である目の前の男が変身した。涼は黙って去ろう圧したその時だった。

「ちょっと待ちなさいよ」

「・・・・・・・・・・」

アリサの言葉で止まる涼。

「ここまで来たんなら最後まで送っていきなさいよ!!」

「・・・・・・・・・・」

涼は変身を解くとバイクに跨りアリサにメットを投げ渡した。

奇妙な友情が芽生え始めた二人だった。





バイクに跨っている涼とアリサは無言だった。

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

涼はアリサを家に送り届けた。アリサが執事の元に向かうのを見た涼はそのまま去った。

「・・・名前聞くの忘れちゃった」

「・・・きっとまた逢えますよ」

アリサは奇妙な出会いをした涼との再会を望んだ。

そして涼もこの闇の書を巡る戦いに巻き込まれるのだった。

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