空の王者、戦う
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った。そしてまだ一撃を加えようとした時頭を誰かに殴られた。その瞬間、今まで闘争本能に突き動かされてきた身体に自分の意識が通い始め正気に戻る。目の前には傷だらけで怪我もしているナミ達がいた。
「……はっナミちゃん!?皆も、俺は……」
「それはこっちの台詞よ!いきなり化け物が来たと思ったらレウスなんだもん!しかもなんか身体燃えてるし何が起きてるんのよ!?」
「レウスランブルボール使ったのか!?」
「あ、ああ。それしかなかったからな」
「って話してる場合じゃねえ!レウスなら時限砲弾何とか出来るんじゃねえのか!?」
一体何を言っているのかレウスには理解出来なかったがナミは手早く
「発射止めたけどそれは時限式で爆発するの何とかして!!それはあの時計塔にあるからはやくぅ!!」
と説明をした。理解しきれなかったがそれでも何とかすれば良いと理解しすぐさま飛び立った、今の自分ならなんとか砲弾を持っていく事も出来るだろう。上昇していくとペルと同時にそこへと到達した、そこではビビが砲台の砲身部分に何度も何度も拳をぶつけクロコダイルへの恨みの言葉を言い続けていた。
「クロコダイルゥ!!此処までやったのにぃ、何処まで人を馬鹿にすれば……!!」
「ビビちゃん、君の行動は無駄なんかじゃないよ。顔を上げなよ」
「!?れ、レウスさんにペル!?」
「ペルさん。彼女を頼むよ」
「護衛隊副官として当然の義務だ」
レウスはその足で砲弾を掴むとそのまま一気に上昇していく、広場を吹き飛ばすほどの爆発をする砲弾。かなり高くまでいかないと下の広場まで被害が及んでしまう。必死に羽ばたきアルバーナの上空まで飛び恐らくもう大丈夫だろうという地点まで来た、だがもう時間はないだろう全力で砲弾を上へと投げるそして撤退しようとした時身体が一気に動かなくなると同時に全身から力が抜けて行こうとした時、砲弾が眩い光を放った。
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