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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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サントアンヌ号

機関室にて



ヒロシ:「よし、全てのエネルギーシステムを
停止した、、、これでワタルさん達は
乗客を残して無人発電所には行けないはず」



ワタル達をサトシ達の元へ向かわせない為、
ヒロシはサントアンヌ号の中で
単独行動をとっていた。




ピピッ(無線機)



ヒロシの無線機に連絡が入った。




ヒロシ:「こちらヒロシ。
カツラさん達、大丈夫でした?」



相手はカツラだった。


カツラ:「間一髪じゃったよ」



ヒロシ:「無線機の緊急ブサーが鳴ったので
まさかと思ったんです」



停電になったのは、
カツラが床に伏せている間に
無線機の緊急用ボタンを押し、ヒロシに
SOSを出した為だった。



ヒロシ:「とにかく無事で良かった。
いまどこですか?」



カツラ:「今は船上に向かっておる。
たった今タケシ君から連絡がきてのっ。
ポケモンは回収したんじゃが、
何やらサイドンロボに戻る途中で
シンジ君の待ち伏せを食らったみたいでの、、。
いま交戦してるそうじゃ」



ヒロシ:「なにっ!本当ですか!?」



カツラ:「シルフ社員達も参戦しとって、
いま三人が戦っておる」




ヒロシ:「なら俺達も急いで戻らないと!」


カツラ:「そうじゃ、、ポケモンの回収が
終わったのならワシらも撤収(てっしゅう)じゃ。
至急、船上にきておくれ」




ヒロシ:「わかりました!今から向かいます!」



ヒロシはナイトスコープをつけたまま
船上に向かった。










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