竜の逆鱗
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のシールドをぶち破ったっていうの……?なんてパワーよ…」
「リ、鈴どうする……!?」
「取り敢えずアンタはさっさと逃げなさいよ邪魔よ!!!」
「な、何でだよ!?」
「アンタ自分のSEぐらい把握しなさいよ!!」
「そ、それでも言い方ってもんが!!」
警告をしたのに百春は何か気に入らないのか言い返すがその瞬間に侵入者はその斧を百春へと振りかぶった。鈴は百春をかばうように青竜刀で斧を受け止めるが……斧は刃の部分を切り裂き、刃の半ばまで刃が食い込んでいた。凄まじい切れ味に加えて巨体ゆえのパワー、防ぐだけなのにISの防御機構まで超えて身体まで軋むようだ!
「ぐうぅっ……!!(なんつう馬鹿力……!!)」
「鈴!!」
「馬鹿逃げなさい!!!」
鈴を助けようと侵入者へと切りかかる百春だが侵入者はその腕で百春を払うように殴り付ける、そのパワーで殴られた百春は壁へと激突する、鈴は彼の名を呼ぶがそれが災いしてパワーが一瞬緩んでしまい青竜刀が破壊され斧が迫って来た。
「(しまった……やられる……!!!)」
ガギィィィィン!!!
鈍い金属音が響く、鈴は何時までも来ない痛みに目を開けるとそこには静止した斧があった。何故斧が止まっているのか、それは……左右からそれを受け止めている者がいるからだ。
「おい鈴無事か、悪い遅くなった」
「んっ力強いね」
「っ……一夏にミカぁ!!」
バルバトスとアスタロト、その両名がメイスを使って斧を受け止めている。鈴を守るように。
「何こいつ、乱入者?」
「あん?なんだ乱入者か?ってそれ以外あるかよミカ」
「そだね」
「ああ如何でも良い、こいつを潰すぞ!!」
「解ったっ!!」
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