プロローグ
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???side
目を開けると映る真っ白な空間・・・・・・ここはどこだろう? まったく見覚えがない。
「はて? おかしいな? さっきまで自分の部屋で寝てたはずなのに。何がどうなっているやら」
「そりゃそうじゃ。何せお主は死ん「ムッ! クセ者ー!!」だのーーー!?」
声をかけられた俺は、反射的に後ろ回し蹴りを放ってしまった! 俺に蹴られた人物は結構な勢いで吹き飛んだ。振り返り駆け寄ってみれば・・・・・頭に黄色い輪が浮かんで、白いローブをきたじいさんだった。鼻血をだして目を回していた。
「おーい。生きってかじいさん」
近くに座り込み頬を叩くが起きる気配がなかった・・・・・・よーし、それなら。
馬乗りになり両手を構え・・・。
「起きろーーーーーーーッ!」
高速ビンタを喰らわす!
-パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ!-
「ひヴぇぶしょぐしふゃじうふぇんふてじえうぃおでゅう!」
暫く叩いていると腕が俺の腕を掴みとめた。起きたか。
「どっこいしょ」
じいさんの腹から退くと、顔を手で覆い悶えていた・・・・・・早く起きてくれや。
数分後、急に立ち上がると顔が腫れたままで向かってきた。
「あふぉふぁおひゃへ! いひぃふぁりふぇりをふぁふぉにくひゃわすやふがいふふぁ!? ふぉふぉうひぇビンヒャをするひゃふぉのアホふぁれ! バヒャファレ! ウ○フォふぁれ!
訳:アホかお前! いきなり蹴りを顔に食らわすやつがいるか!? そしてビンタをするかこのアホたて! バカタレ! ウ○コたれ!」
何を言っているのかさっぱりだが怒っているのがわかる。血圧があがるぞじいさん。
ざっと10分位たったのかな? ようやく俺に言いたいことが言えたのか今じゃ息を切らしている。無理するんじゃないよ。
すると爺さんの手がいきなり光りだし、顔に当てると腫れが収まった! おぉ、すげぇ。一瞬で顔の腫れが引いた。
「まったく最近の若者は、いきなり人の顔に蹴りをいれるなんぞ言語道断じゃぞ」
「それはすいませんねじいさん。でもあんたもいきなり声をかけるのがいけないんだぜ?・・・・・・まぁ、前に現れたらドロップキックするけどさ」
「する前提でおかしいんじゃ! 少しは常識を持ったらどうだ常識を!」
「常識? なにそれおいしいの?」
俺のふざけた回答に爺さんは口をパクパクさせ何か言いたげだったけど、熱が冷めたように深くため息をついた。
「はぁ〜・・・まぁよい。ここで時間を潰すのもなんじゃ。さっさと要件を言うぞ。お主が死んだ件じゃがな、お主の家に核ミサイルが直撃してな。それで死んだんじゃ」
「待てーーーーーーい!! おかしくね
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