ガンダムW
1693話
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くる。
リーブラ辺りでもあれば話は別だったのだろうが、残念な事に財団連合が所持しているのは特にこれといって特徴のない旧式の軍艦だ。
そもそもの話、このW世界では軍艦はあまり重視されていない。
……MSを使うようになってからまだそれ程経っていない以上、軍艦があってもおかしくはないんだろうが、その辺りどうなってるんだろうな。
まぁ、ピースミリオンとか、そういう軍艦を出せとまでは言わないが。
「っと」
旧式の軍艦であっても、軍艦である以上当然のように武装されている。
そこから放たれた砲弾やビームを回避しながら軍艦のうちの1隻に近付いていき、ビームマシンガンを撃つ。
次々に軍艦に備えられている対空砲を始めとした武器が沈黙していき、主砲の類も同様に沈黙する。
この辺り、財団連合にとっては悪夢のような一時だろう。
そうして武器を沈黙させたあとは推進機関も同様に破壊していき……全部で5隻あった軍艦は、あっさりと全てが無効化される。
こんな面倒臭い真似をするより、一気に撃破してしまった方が楽なんだが……今回の戦いにおいて、デキムとマリーメイアがこの戦いに参加しているというのは、映像で映し出されていた。
デキムやマリーメイアが直接出てくる必要はないと思うんだが、それだけ財団連合の士気が落ちていたのだろう。
財団派はエンデュミオンの鷹により、次々と撃破されていったし、バートン財団は行動らしい行動を起こしていなかったのだから当然か。
「さて、これで完了、と。……お前達に手柄を立てさせてやるよ」
トレーズ派に向かい、そう通信を送るのだった。
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