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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0033話『占守島奪還作戦 −前編−』
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それで吾輩と筑摩が制空権を確保しつつ秋月が艦載機を落として朝潮と荒潮、大淀がロケットを放って攻撃していく。

「クッ…イマイマシイ…」

それで北端上陸姫を倒す事十数回…。
すると何度目かの北端上陸姫が撤退をしたところで海面が発光しだす。
これがおそらくドロップ現象なのだな。

「助けてくれてありがとうございます。択捉型海防艦一番艦の択捉です。よろしくお願いします!」
「うむ! よろしく頼むぞ! しかし意外に今回は早く来るものなのだな」
「そうなのですか…?」
「うむ」

とりあえずこれで今回のドロップ艦は全員出揃った事になる。
これで最終海域まで本気を出せるというものだ。
それで一度鎮守府へと択捉を連れ帰って、それから作戦の難易度を上げていざ北端上陸姫にとどめを刺そうと思っていたのだが、

「あれ…? 利根姉さん、索敵が足りないみたいです…逸れてしまいましたね」
「なんじゃとッ!?」

丙作戦から乙作戦に上がった弊害で索敵不足になるとは…。
これは一度鎮守府に帰って装備の見直しじゃな…。




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