第一部 ケイオスクルセイダーズ
プロローグ ビギンズデイズ
8.あれから………一週間
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リンゴも全部食べて答えは0個なのだー」
「そりゃあ、霊夢ならやりかねんが、今はあいつの人間性は関係ないからな。大妖精、わかるか?」
「五個です」
「正解だ」
チルノやルーミアがアホ回答をし、それを大妖精や他の子が訂正するという一連の流れをしながら、午前の授業は終わった。
「じゃあ、彗音。俺は一旦守矢神社に帰るわ」
「あ、丞一。今日は午後は授業無いから帰ってもいいぞ」
「授業が無い?その割にはみんな帰ってないが」
「特別授業だ。護身術のな。人里の中にいれば妖怪に襲われる心配はないとはいえ人里の中も平和ではない。最近じゃあ、強盗とかもあったりするからな」
「大変なんだな。確か彗音も入ってたろ?自警団」
自警団。この人里の自由と安全と平和を守る組織、をキャッチコピーにしている奉仕団体だ。彗音もそこの団長を昨年やっていたらしいのだが、団長は一年の一任制らしく、今年はできなかったそうだ。
「そこでだ、もしもの時自分のみを守れるようにその自警団のツテを辿って基礎を教えて貰うことになったんだ。月一でやっているぞ」
「へえ、そんなのが」
「まあ、気になったら来てみるといい」
「ああ、気になったら、な」
「行くに決まってるじゃないですか!」
「デスヨネー」
神社に戻り早苗に旨を伝えると次の答えが返ってきた。
「でも、早苗にはスタンドがあるだろ?それでいいんじゃ」
「何を言ってるんですか!第四部で『クレイジーダイヤモンド』ほとんどスペックが変わらない『キラークイーン』に勝った勝因を忘れたというのですか!?」
一説によると、第四部の最終決戦は近接戦闘の善し悪しが物を言ったが、その理由は吉良吉影が近接戦闘に馴れていなかったからだと言われている
「でも、その人強いのか?」
「そりゃ、もう。弾幕ごっこは知りませんが、単純な肉弾戦なら幻想郷でも屈指の強さを誇りますよ!もうすごいんですよ。前なんて数十人のチンピラをたった一人でしかも素手で無力化させたんですよ!もうビッグボスですよ!」
「さらに言うなら都市伝説並みの強さも持っているぞ」
声の主の方へ向くと神奈子がそこにいた。
「因みにどんな噂?」
「曰わく、どんな武器も使いこなす
曰わく、近中遠すべての距離で戦えるとかそんなところだ。しかも能力持ちというのももっぱらの噂だ」
「なんだそりゃ」
オーソドックスにオーバーだ。どんな武器も使えてすべての距離に対応するとか最早ビッグボスだ。もしかしたらその人、授業の開始の鐘が鳴ってもこないタイプの人なのだろか。待たせたな、とか言いそうだ。
「というわけで私も行きます」
「行くって言ってないのに。わかったよ、行く。行くから」
二人はぱぱっと食事をすませ寺子屋まで飛んで向かった。
「そういえばジョジョ」
「どった
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