空の王者、竜と対峙する
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あー俺の弟分をよくもやってくれたなお前さん、中々強いな」
「……そりゃ、どうも……」
「不出来な弟だがそれでも俺の弟なんでな、一発やらせて貰うぜ」
ティガレックスは身体を丸める、そしてそのまま一気に回転すると鋭い棘のような強靭な尻尾をレウスへと叩きこんだ。ディアブロスの一撃とはまた違う破壊力の一撃に血反吐を吐きながら吹き飛ばされる、そのままレインベース近くまで吹き飛ばされてしまった。血を吐き出すレウスへと近づくティガはボロボロとなったレウスを見ると軽く笑う。
「お前も竜なら俺を追ってみな。これからアルバーナに行くんでね」
「な、に……!?てめぇ、まさかバロック、ワークスの……!!」
「まあそんなもんなだ。退職金は貰ったが最後に見物でもする、もしかしたらその時に王女を殺すかもな。止めたきゃ止めてみろよ空の王者さんよ」
そこまで言うとティガそのまま走り出していく、50キロを超える速度でいく巨体はどんどん遠ざかって行く。レウスはそれをただただ見送る事しか出来なかった。
「ビビ、ちゃん……!!」
気力を振り絞り立ち上がる王者は既に深手を負っている、だがそれでも立つ。仲間の為に……
「まずはルフィを……そしてアルバーナへ……!!!」
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