第二幕その十三
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「美味しかったよ」
「ホットコーヒーの上に生クリームを乗せていて」
「生クリームの甘さがコーヒーに入ってね」
「美味しいんですね」
「うん、そしてね」
さらにお話する先生でした。
「コーヒーの熱さも保たれるんだ」
「クリームが膜になって」
「それもかなりいいよ」
「僕はウィンナーコーヒーは飲まないですが」
トミーは先生のお話を聞いてこう言いました。
「ウィンナーティーは好きになりました」
「あれだね」
「はい、日本に来て」
紅茶の上に生クリームを乗せたものです、ウィンナーコーヒーの紅茶版と言っていいものでやっぱり生クリームの甘さがお茶に入ります。
「そうなりました」
「僕もあのお茶好きだね」
「じゃあ明日のティータイムにどうですか?」
「ウィンナーティーだね」
「ふとそう思いましたけれど」
「じゃあね」
先生もトミーに笑顔で応えて言いました。
「そうさせてもらおうかな」
「はい、それじゃあ」
トミーは笑顔で応えました、そうしてお風呂に入りに行きました。先生は論文を書き続けて夜になるとお布団に入って寝ました。そして朝までぐっすりでした。
朝にです、先生はトミーと動物の皆に言いました。
「さて、今日もね」
「うん、楽しくね」
「やっていこうね」
「朝御飯も食べて」
「そうしてね」
動物の皆が先生に笑顔で応えました。
「まずは御飯だね」
「気持ちよく食べて行こうね」
「それでね」
「今日も楽しく」
「そうしようね、さて今日の朝御飯は」
「久し振りに欧州風にしてみました」
トミーが先生に笑顔で言ってきました。
「トーストとオムレツです」
「あっ、そちらなんだ」
「はい、それとフルーツです」
「果物もあるんだ」
「林檎とオレンジ、バナナです」
この三つだというのです。
「スライスしましたからどうぞ」
「いい組み合わせだね」
「飲みものは牛乳です」
トミーは朝のそれのお話もしました。
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