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ワタルはマリナを船長達の方へ
突き放し、皆は両手を挙げた。
パーン!
ワタルは鉄の床に向け試し撃ちをした。
ワタル:「銃は本物、、たが、
実弾ではない、、改良した麻酔銃か」
女ふなのり:「今すぐ銃を下ろしなさい!」
ふなのり:「下ろす訳ないじゃないですか、、」
女ふなのり:「それもそうね、、」
ピッ(ワタルの無線機)
ワタル:「カンナ、シバ、、。
侵入者がいた。今すぐブリッジに来い」
ワタルはカンナ達に連絡した。
船長:「もう少し時間稼ぎ出来ると
思ったんじゃがのう」
ふなのり(兄ちゃん達から連絡さえ来れば、、)
ワタル:「変装し船へ浸入した能力は認める。
俺が外の景色に気づかなかったら
捕まる事もなかっただろう。、、たが、
見抜かれたら所詮そこまで、、。
”あのワイン”もそうだ」
マリナ:「!」
ワタル:「薬入りのワインを飲ませ
俺が自由に行動を取れなくしようとしたな。
香りを嗅いで見抜いたが」
マリナ:「、、、」
ワイン:「全員床に伏せろ」
ワタルの命令でマリナ達は全員床に伏せた。
マリナ:「、、、」
しばらく沈黙が続いた後、カンナ達が合流した。
カンナ:「ワタルっ」
シバ:「侵入者は?」
ワタル:「そこだ」
カンナ達も駆けつけ、マリナ達は
窮地に追い込まれた。
シバ:「とりあえず拘束しておくか」
シバは拘束用に
持ってきたロープを取り出した。
カンナ:「船が着岸するまで警察は動けないわ」
ワタル:「いや、どっちにしろ、警察は
今夜動けないさ」
ふなのり:「!」
女ふなのり:「!」
ワタルの発言に、ふなのり達が反応した。
シバ:「それもそうだな、、」
ロープを持ったシバは4人を拘束するため、
マリナ達に近づいた。
すると、、、
カッ!(停電)
ブリッジ内は急に停電になった。
シバ:「!」
カンナ:「停電、、」
ワタル:「、、、」
パーン!パーン!
暗闇の中ワタルは麻酔銃を連射し、
シバは緊急用ライトを使い周囲を照らした。
シバ:「、、、いないか」
カンナ:「船全体が停電に
なっているわっ、、
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