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船長:「、、、」
沈黙するブリッジ内、、、
ワタル:「一応聞いておこう。
お前達の要求はなんだ」
ウエイトレス:「要求なんてないわ。
強いて言うなら、ただの時間稼ぎよ」
ワタル:「時間稼ぎだと?」
ウエイトレス:「答えて、、シルフの企んでいる
”カントー新時代計画”とは、何の事なの?」
ウエイトレスは銃を突きつけたまま
ワタルに質問した。
ワタル:「カントー新時代計画?」
ウエイトレス:「惚ける暇なんて
ないわっ、、既にシルフが計画を
立てているのは知れてるんだから。
10秒以内に答えて。、、さもないと、
貴方はその計画を見ないまま、
この海に沈む事になるわよ、、、」
ピッ(タイマー)
ウエイトレスはワタルを脅迫すると、
タイマーをセットした。
10、9、8、7、、
ワタル:「、、、」
口を割らずタイマーを見つめるワタル。
船長:「、、、」
ふなのり:「、、、」
女ふなのり:「、、、」
6、5、、、、
ワタル:「、、、」
ウエイトレス:「答えないの?」
ワタルは口を割る様子を見せず、
場には緊迫した空気が流れた。
そして、、、
3、2、1、、、ピピッ
カウントは0になった。
ウエイトレス:「答えないなら良いわっ。
なら、、、」
ウエイトレスは
ゆっくり引き金を引こうとした。
すると、、、
ワタル:「、、銃を使うのなら、
撃つ覚悟を決めてからここに来るんだったな」
ウエイトレス:「!」
スッ!
ワタルは一瞬かがむと直ぐさま
体勢を変え、ウエイトレスの腕を
掴み銃を奪った。
チャキッ(銃を構えるワタル)
ワタルは奪った銃をウエイトレスに向けた。
女ふなのり:「マリナさん!」
船長:「名前を言ってはならんっ!」
女ふなのり:「しまった!私とした事が!」
ウエイトレスの正体はマリナだった。
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