暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic31スキュラ〜We Love You〜
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†††Sideスバル†††

お母さんやノーヴェとウェンディとディエチが正気を取り戻して、ギン姉やティアと一緒にLASを迎撃する。狙いはプライソンの作品であり、あたし達サイボーグにとっては血の繋がりの無い姉妹にあたる“スキュラ”の次女ベータと四女デルタ。2人は列車砲と装甲列車の管制機体で、今も素っ裸なまま手動で両兵器の各兵装を動かして、ココ南部地方に振って来る隕石を迎撃してくれてる。

「まずい、まずいよ! ミサイルの予備がもう切れそう!」

「ガンマは何をやって・・・と怒ってやりたいけど、向こうも父さんの刺客に襲われてるだろうし。オーケー。デルタ、ミサイルの発射を抑えて。可能なだけ装甲列車の砲撃で対処する」

「んっ! スバル、ティアナ。もうちょいだけ粘って!」

デルタにそうお願いされたあたしとティアは「判った!」LASをぶっ飛ばして応えた。それからヴィータ副隊長とアリサさんの一方的な蹂躙を横目にデルタ達を護衛しつつ、LASの数が減って来ているのを確認していると・・・

「LASが・・・」

「退いた・・・?」

ギン姉とお母さんの言うように、デルタ達を殺そうとしてたLASが突然一斉に引いたと思ったら、1ヵ所に集結し始めた。まぁ1ヵ所に集まったら集まったで、「まとめてぶっ潰す!」ヴィータ副隊長や、「2度と利用されないよう火葬してあげる」アリサさんの格好の的だ。だけど何百体っていう数のLASが組体操のように体を組み始めると、体内から飛び出して来たケーブル同士が絡み続けて、最終的に60mくらいの「巨人・・・!」みたくなった。

「大きくなったからと、強くなるわけではあるまい!」

――ランブルデトネイター――

「当たり易くなったっつうの!」

――ガンシューター――

「どんどん行くっスよ〜!」

――エリアルキャノン――

「狙わなくても確実に当てられる・・・!」

――ヘヴィバレル――

ノーヴェ達が一斉に巨人に攻撃を加え始めると、「あたし達も負けてらんないわ!」アリサさんや、「転ばして一気に叩く!」ヴィータ副隊長も攻撃に参加して、火炎砲や鉄槌の一撃で巨人を襲う。

「あたし達も参加するわよ!」

――クロスファイアシュート――

「うんっ!」

――ディバインバスター――

制圧射撃を行うティアに続いて、あたしも砲撃を巨人の足へ向けて撃つ。お母さんもはローラーブーツ型デバイス・“ソニックセイバー”の加速力で巨人の足元に突っ込んで、両腕に装着した「デリンジャーナックル!」のカートリッジをロード。ギン姉も左腕の“リボルバーナックル”のカートリッジをロードして、お母さんに追走。

「ストライクイーグル!」

「リボルバーシューット!」

お母さんは両拳から砲
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