空の王者、さらば冬島
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だったとか。
敵の撃退も終了しルフィはチョッパーを仲間にすると言って追いかけて行った、それを見届けるとナミは部屋に戻れと言われビビはそれの見張りとして立たされた。自分もベットに戻ろうとするがドクトリーヌに下手に無茶な動きをしない限りベットに戻らなくても良いと言われたのでビビと共にナミを見張っている事にした。
「でもナミさん治療はしっかりと受けた方が良いわ、確かに早くは行きたいけど最高速度はナミさん元気でいるからこそ出るんだから」
「いいのよもう殆ど治ってる物、後は安静にしてればきっと大丈夫よ。それにレウスが作ってくれた奴は抗生物質でもあるみたいだし行けるでしょ」
「はぁ……俺としては君の身体を重視したいんだけどなぁ」
本人曰くもう何とも無いらしいがもしもアラバスタへの航海中に容態が悪化したら大変な事になる、ビビはこのまま治療を受ける事を進めるがナミは聞く耳持たない。そこへ新しい酒瓶を持ったドクトリーヌが入ってくる。彼女はビックホーンにてワポル達と戦った為に負傷したドルトンへと身体を向ける。
「ドルトン、武器庫の鍵は何所にあるか知ってるかい?」
「鍵、ですか?……あれは常にワポルが携帯していたので、今も同じなら恐らく」
「空の彼方、か……困ったねぇ……」
理由は解らないが武器庫になるであろう武器を何らかの為に使おうとしているのは察する事が出来た、ドクトリーヌにとって重要な事なのかもしれないと思った瞬間にナミの瞳が輝いた。懐から鍵を一つ出しながら意地の悪い笑みを浮かべながら言った。
「ドクトリーヌゥ〜♪この武器庫の鍵あげるから、治療費はチャラで、加えて今すぐ退院させて?」
「なっ!?ナミ君何故その鍵を!?」
「すったのよ、ワポルから」
「まさか、あの時に……!?」
「ご名答♪」
ワポルに襲い掛かられ圧し掛かられたあの時に鍵を奪った、なんという手癖の悪さ……そしてそれを機械を逃さずに交渉の材料とする彼女の性格にレウスは少し苦笑いするのであった。
「このアタシに条件をつき付けるとはね……!!良いだろう……。おいお前達ちょっと手伝いな力仕事だ!!」
ドクトリーヌは苦虫を噛み潰したような表情でナミから鍵を奪うように受け取りながらドルトンの身を案じる村人達を連れながら扉へと向かうが、治療費の免除しか認めないと言った。医者として退院は許せないと。ナミはそれに抗議するがそれを潰すように上から言葉がかけられた。
「良いかい子娘、あたしはこれから部屋をあける。奥の部屋にあたしのコートが入ったクローゼットがある。別に誰が盗っても困らない奴さね。そしてそこの小僧の治療は既に終わってる、だが決して抜け出すんじゃないよ!わかったね!!」
そう良い残すと今度こそ男達を連れて部屋から出て行った、ナミは肩を竦
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