第二章
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人だし性格いいのにな」
「どうしたものだろうな。もうちょっと背が低かったらな」
「俺も声かけるのにな」
「俺もだよ」
この辺り彼等も残念に思っていた。彼等から見ても亜美の長身は問題だった。
だがその亜美がある日だ。こんなことを女の子達に言ったのだった。
「何か私よりずっと大きいね」
「大きいって背が?」
「そうだっていうの?」
「そう。駅前のファミレス」
八条レストランだ。あるグループが経営しているチェーン店だ。女の子の服が可愛いことで知られている。その店においてだというのである。
「そこに凄く背の高い人がいるのよ」
「高いってどれ位?」
「どれだけ高いのよ」
「一九〇超えてるかしら」
そこまでだとだ。亜美は言うのだった。
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