第87話 撤退
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笑んだ。
「お前もか、総司」
近藤もにやりと笑った。
居合で名手・田宮坊太郎と元新撰組・沖田総司の二人である。
「坊太郎の剣は疾風」
「総司の剣は烈風」
「なるほど、風が混じりあい旋風となるか」
但馬守は、満足げに微笑んだ。が、一抹の不安もあった。
(が、十兵衛は、閃光。あ奴の力は計り知れない)
但馬守は、田宮と沖田の背中をじっと見つめていた。
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