第一章
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いえばそうよね」
「大体背が高い男って小柄な娘と付き合うわよね」
「小柄萌えっていうか?」
「そうなってるわよね」
「そうなのよ。それでなのよ」
それ故にだというのだ。
「私、これといってね」
「彼氏候補いないの」
「そうなのね」
「正直困ってるわ」
首を捻っての言葉だった。亜美自身も困っているのだ。
それでだ。自分と周りの娘達を見比べてこうも言ったのだった。
「よく背が高いって羨ましいって言われるけれど」
「それでも程度があるっていうのね」
「そうなのね」
「女で一七〇あると大変よ」
亜美の言葉はここでも切実だった。
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