第5話。変人と魔法使いという名の『テロリスト』。
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オオオオオオオ!」
「死んじゃえええええええ!!」
ブゥウン!ボグゥシャアア!!
「はぁはぁはぁはぁ・・・・マジ怖ええ。早く終われ早く終われ早く終われ早く終われ早く終われ早く終われ」
ブゥウン!ボグゥシャアア!ブゥウン!ボグゥシャアア!ブゥウン!ボグゥシャアアアアア!!
簡単に晋吾は殺しているようだが、実は死徒にとって晋吾の攻撃が一番有効だったりする。
死徒は幽体での脳を形成するため、頭を潰しても、体を爆破しても意味がない。唯一の撃退する方法はその『脳』の消滅である。
例外とすれば代行者の『黒鍵』がある。これは人間を辞めた吸血鬼の肉体に人間だった頃の自然法則を叩き込んで、肉体を洗礼し直し塵に返す、というもの。
『肉体の構成を開いて元に施錠し直す』、というところから、この儀式に用いる概念武装を『摂理の鍵』と呼ばれ、それ故に『黒鍵』である。
少し脱線したが、とにかくその『脳』を消滅させないといけないのだが、先ほども言ったように『幽体』である。
物理攻撃では意味がないが、晋吾の攻撃・・バットには『魔』力が籠っている。ぶっちゃけると魔が籠められたりしたもので、その幽体を破壊すればいいのだ。
本来は魔術礼装や概念武装といった物でないと倒せない相手なのだが、晋吾は
ホワイトアッシュ素材採用、SSKリーグチャンプ小売価格8925円+釘1本12円×20本+足がつかないように塗った黒いペンキ3000円
というなんとも安上がりな武装で、すませてしまうのであった。
チートによる筋力B+の力で振られ、Aランク以上の攻撃でしか破れない魔力硬化で覆われたバットによる一撃は、まさに一撃必殺である。
いかに吸血鬼と言えど、うん、まぁ・・・・無残というか下品というか・・そんな死体をさらしている。
こうして晋吾の初陣は、グール・死徒含め6体を関係者から見れば頭が痛くなるような方法でゲロみたいな死体を作り、終了したのであった。
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