第5話。変人と魔法使いという名の『テロリスト』。
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、見つけ次第討伐を頼まれている。
本来は代行者とか埋葬機関(こっちは稀。キチガイのエリート集団らしい。なんだそら。)が出張るのだが、ここの牧師さんが嫌っとるんやて。そんなんでいいのか教会。
舞弥姉ちゃんの調査によって存在と居場所は確認されているので、あとは狩るだけってとこ。ここまではいいが、数体グール、さらに吸血鬼化しているものもいるらしい。
死徒にかまれるとグールになってしまう。もう犠牲者は出てしまっている。
グールは欠けた肉体を取り戻すために周囲の死体を喰らい、失った脳の変わりに幽体での脳を形成、知能を取り戻す。これにより吸血鬼と化す。
とのことなので、これ以上被害を出さないためにも殲滅しないといけないとのこと。
うん。責任重大や。きっちり殲滅させて貰います。
飛行機での空の旅を満喫したあと、北国についたらすぐさま仕事モードに入る親父。観光の空気も出さずに荷物を貰い、タクシーに乗り、死徒がいるという町まで走る。
なんや親父・・カッコええやないか。
居場所は山の中にある廃棄されたペンション。吸血鬼らしく陽の光が苦手なので、昼間はここを根城にしているとのこと。
教会側の素早い情報操作により、人の目は心配ないそうだ。
「さて、いくぞ。準備はいいか?」
「おう!いつでもいいで!!」
ケースから得物を取りだし、魔力放出・魔力硬化を終えた状態で声をかける。
「そうか・・・・」
親父はそう呟きながら懐から何かを取りだした。
「?なんやそれ?」
「スイッチだ・・・・」
なんの?と聞く前に親父はそのスイッチを・・・・押す。
・・・・ドォォオオオオオオオオン!メキメキメキメキッ!!
「・・・・」←開いた口が塞がらない晋吾。
「よし。行くぞ晋吾。」
二階の壁が吹っ飛んで一階建てになるペンション。・・・・こいつ、ほんまに魔法使いか?
「バットも振りにくいだろう。地下のワイン室は私がやる。一階はまかせた。」
「まかせ。」
親父と分かれ、一室一室を確認して回る。なんや、バ○オハザードみたいやなこれ。・・・・親父はリアルバ○オやな。銃つかっとるし。
さて、俺はバットで頑張りますか。むん!怖くないよ?全然怖くないよ?自分でリアルバ○オとかいって怖くなってなんかないよ?
「アァアアアアア!!」
「ギャァアアアアアアア!!」
ブゥウン!ボグゥシャアア!!
「ウウウウゥウウウウ」
「ニャアアアアアアアア!!」
ブゥウン!ボグゥシャアア!!
「オオ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ