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FAIRY TAIL ―Memory Jewel―
妖精たちの○○な日常 vol.1
S t o r y 1 3 地底の研究室
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うだった。
「お、おい……/////何して、るんだ、よっ/////……!?………っそ、それより放してくれ……//////////!」
上擦った声とあたふたした動きで男がパニック状態を起こしているにもかかわらず、一向に手を放そうとしない少女は男の腕を掴んだまま体勢を低くし、エメラの顔を覗き込んだ。暗闇の中で初めて見る少女の顔を見たエメラは大きな目を更に大きく見開いた。
「……え………?」
「あ、やっぱり……あの時の……」
エメラの目の前にいたのは、クヌギの街で道に迷っていたところを助けたあの少女だった。
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