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とある世界の物質破壊≪ディストラクション≫
特殊な力
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なら、どうして父さんはここにいる?

殺しに来た?

化け物扱いされた僕は、もう普通の今までの暮らしが過ごせない?

物質破壊(ディストラクション)を持った事で、全てが壊れたのか。

「私はお前を殺す、私には息子など"いない"!」




それから、僕の生活は一転した。

城崎家とは縁を切られ、僕を殺すためだけに父さんは理事会を二つに分けた。

もともと原石の研究していた研究機関に、僕を殺すための研究をさせた。

だが、変わらなかった物が二つだけあった。

一つは母さん。

父さんと同様で化け物扱いするかと思ったが、父さんには黙って生活を助けてくれていた。

そして、もう一つは御坂家。

美琴はまだ分かっていないだろうが、美琴のお父さんとお母さんまでもが、僕の生活を支えてくれた。

そうして僕は小学5年生に、美琴も3年生へ進級した。

だが、そんな生活も11歳のある日で壊された。

2021年8月11日。

研究所爆破事件となった日だった。
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