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誇り高き獅子
第一章
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その時にだというのだ。
「そなたはその者に倒される。そしてその時にだ」
「俺は獅子でいられるか、か」
「そなたは獅子とは誇りだと思っているな」
「その通りだ」
 まさにそうだとだ。獅子も返す。
「獅子は姿や生まれでなるものではない。それはだ」
「心によってだな」
「そうだ。心によってなるものだ」
 まさにそうだというのだ。
「獅子の姿でも獅子の心でなければだ」
「獅子ではないな」
「だからこそ俺は獅子なのだ」
 真の獅子、そうだというのだ。
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