実録!ブルネイ鎮守府24時・その4
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「了解です」
大淀さんは軽く一礼すると、腰が抜けて動けなくなったらしい江の腕を掴み、ズルズルと引きずって行きます。呆気に取られていた部下達も、慌てて出ていきました。部屋に残されたのは私と提督、2人だけ。
「あの……提督?」
「ん、なんだ?」
「そ、その拳銃って……」
「あぁこれか?ライターだよ、ライター」
そう言って提督が引き金を引くと、銃口から火が出ました。本当にライターのようです。提督は懐からタバコを取り出すと、1本くわえて点火して、美味しそうにふかしています。
「もしかしてビビったか?悪いな、脅かして」
「いっいえ!大丈夫です!」
……凄く驚きましたが、提督は怒らせないようにしようと改めて誓います。
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