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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
52紅魔族またたび
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を解いて頂いて全員を人間にして貰い、ヒック、穢れた不浄の魔物から人間にして頂いた恩人なのですっ」
それらの単語を並べただけで涙ぐんで、言葉に詰まる族長補佐。
「へえ、そうなんですか?(ニヤニヤ)」
めぐみんの母は、サッキュバス本人からも万年の呪いを解く超高額クエストを実現して、莫大な報酬と言うか、サッキュバス全員を嫁か奴隷として貰って、全財産使い放題の男を見て「こりゃ良い金蔓ができたよ、フエッヘッヘッヘッ」と笑っていた。
普通の街で昼間っからサッキュバスが現れたりすると、石を投げられて女達が農機具を持って武器にして、男を狂わせる魔物を追い払いに来るが、紅魔族ではその騒動すら無かった。
「おお〜、あの姉ちゃん達サッキュバスだってよう。見ろよあのエロい服? 乳とかケツもうちの女達とは大違いだぜ、まず腰の位置が違うよな?」
改良されている美形揃いとは言え、膝下が短く太く東洋人に近い農民体型の紅魔族と、都会でしか見れない目が覚めるような美人で、足の長さ細さからして違い、金髪銀髪赤毛の白人で青い目、同じ背丈でも胴体が長くて穀物を消化できる紅魔族と違い、男の精だけでも生きていける妖精と言っても良い魔性の女達であるサッキュバス。
「すげえ、あの脚見ろよ、紅魔族の女の手首ぐらいしか無いぞ、どうやって歩いてるんだ?」
よく飛行するので脚の筋肉も発達せず、女子高生の逞しい足をしているデブ?とは桁違いの体をしているサッキュバス達。
脚は針金みたいで、ウェストも内臓全部入ってるのか疑うような細さ、髪の毛も金糸銀糸と見まごう程で、目なんかまさに宝石。田舎者の紅魔族の男達は、見たこともない美人の集団を見て唸っていた。
「姉ちゃ、オラ達も兄ちゃの嫁だべな? ここ姉ちゃの田舎だべか?」
「そうだよ、ここが姉ちゃの生まれ故郷だよ」
めぐみんに懐いているダークエルフのょぅじょまで連れて来ていたので、魔族領にしかいないダークエルフや人里離れて隠れているサッキュバスなど、生まれて初めて見た者も多かった。
「ああ〜、姉ちゃんが浮気して、妹作ってる。小さい子に「姉ちゃ」とか呼ばせて喜んでるっ」
姉が自分以外の妹を作って、姉ちゃ呼ばわりされているのを見て「浮気」と断定したこめっこ。妹的にはありえない出来事らしい。
「カズマ殿はドラゴン王でもあり、魔王を倒した勇者で魔王だ。魔族全員の呪いを解けるマスターキーである「本当の人間」で、妾や紅魔族、サッキュバスやダークエルフの呪いも解ける人物なのだ」
珍しいドラゴン族の娘まで居て、世界最高額に君臨する二大クエスト「魔王討伐」をこなした勇者で「魔族全員の呪いを解ける本当の人間探索」の本人が目の前に居ると言われてしまい、紅魔族の女もビンビン入れ食いで釣れた。
「おい、おの娘ドラゴンだってよう、怒らせたら全員
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