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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
52紅魔族またたび
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込んで股間を凝視して鼻血出していた。
「紅魔族とは全員こうなのか? 頭が足りないと言うかなんと言うか」
 転生者が勝手に遺伝子改造してバーコード管理までしている実験体。
 即下級天使が出動して殲滅する事案だったのに、何故かスルーされて生き延び、王政とか立憲君主制も存在せず、革命もされなかった、ある意味平和な場所。
「はあ、大体みんなこうです」
 アークウィザードなのにファイヤボールも使えない、本当に使えない頭がおかしい爆裂娘がいたり、大体全員おんなじ顔してて黒髪黒赤目、服装と髪型と年齢と背丈と乳の大きさで区別するしか無さそうな、全員クローン体じゃないか? と思えるような一族。
 巨大天使が来ても警報も打鐘も鳴らず、週末のラッパを吹いてもアポカリティックサウンドが聞こえても、豆腐屋か物売りが来たかと思って子供が飛び出して来て女神像で遊ぶ一族。
「オマエラって、天使か神の極秘プロジェクトじゃないよな?」
 クソ貧しい以外、ある意味天使が望むような世界が完成されているのを見て、別の星担当の上級天使が、改造された人類として実験しているのでは無いかと疑ったが、全知全能の上級天使が知らないはずがない。
「全く、下級天使共は何をしていたのだ? お前達の中からもカズマ様に仕える女を差し出せ、それ以外は絶滅させてやる。全員塩の柱か石鹸に加工してやる」
 多分今回と同じで自分たちを滅ぼしに来た下級天使を客人として迎え入れ、一緒に遊んだり汗を流して作業して、遊びに来た子供と一緒に食べたり遊んだり昼寝したり「ばらかもん」みたいな生活をさせられ、家族同然にしてもてなしたり、帰還指令とか次の案件に向かう指示が出ると、帰り際には涙のお別れなんかして、最初に来た理由とか忘れさせられたらしい。

 そして差し出されるはずの、めぐみんの知り合いや同級生は。
「「「「「「「「「めぐみんが男連れで帰ってきた、それも「妻です」とか言ってるわよ? きっともう大人の階段を上ったんだわ」」」」」」」」」」
 ふにふらさんに、どどんこさん、あるえ、ゆんゆん、こめっこも加わって何か震えていた。天使同伴なのはどうでも良いと言うか理解してない。
「まあ、うちの娘の彼氏? お仕事は何をなさってるの?」
 母親のゆいゆいは、めぐみんが太い金蔓を捕まえたと思って大喜びしていた。
 サッキュバス王で、ほぼ世界最高額第三位ぐらいの賞金が懸かっていたクエスト「サッキュバス万年の呪いを解いて人間にする」を成功させた人物に向かって、真っ黒な表情で聞いた。
「はあ、冒険者です。めぐみんとは同じパーティーの仲間で……」
 普通の説明をしようとした所で、カズマ親衛隊で銀髪の族長補佐が割って入った。
「カズマ様はサッキュバスの伝承に歌われた黒ジャージの男で救世主。グスッ、我ら一族の悲願、万年の呪い
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