実録!ブルネイ鎮守府24時・その3
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
12:00 【提督と一緒にお昼です!】
時刻は11:50。大淀さんの話だと提督はいつもこの時間に起きていらっしゃるそうなのですが……。
「うぃ〜す、頑張っとるかね諸君」
白い制服に身を包んで、身嗜みを整えた提督がいらっしゃいました。今朝方のTシャツ短パン姿とはまた違って、仕事が出来る男の風格、とでも言うのでしょうか?そんな迫力というか、雰囲気が漂っています。提督本人はどこまでもフレンドリーな感じですけど。
「提督、午前中の業務の報告です」
「ん、サンキュー」
大淀さんが午前中の執務で起きた問題点や報告すべきポイントをまとめたメモを手渡します。それをチェックする提督。
「ま〜た卯月がやらかしたのかよ。アイツも懲りないねぇ、ったく……天龍と卯月は15:00頃に呼び出しだな。それと14:00に客が来るから、間宮さんに茶の準備を頼んでおいてくれ」
「了解しました」
「さて、と。お前らこれから昼飯だろ?俺も今から作って食べるから、ついでに食ってけよ」
「え、いいんですか!?」
提督のお料理はとても美味しくて、私も姉さん達と何度か食べに来た事があります。しかし昼間は提督業をしている関係上、お店は夜の間しか開けていないのです。それなのに、私達だけお昼に頂いても良いのでしょうか……?
「秘書艦になった奴の特権て奴さ。俺がいない間、執務を頑張って貰ってたしな……まぁ、無理に食ってくれとは言わねぇがな」
提督はそう言ってニヤリと笑いました。そんな言い方されたら、是が非でも食べたくなるじゃないですかっ!ううぅ、提督さんはズルい人です。
「じゃあ……ご相伴に預かります」
「あ、私も頂きます。メニューはオムライスで!」
大淀さん、メニューの注文までするんですか。
「……へいへい」
提督さんも大人しく従ってるし。もう、どっちの立場が上なのか解らなくなって来ました!
※ここからは一時的に提督視点に戻ります※
さて、大淀からの注文を受けたし、作るとしますかオムライス。ただ、俺の朝飯も兼ねてるからオムライスだと多少思いが……まぁ気にしたら負けか。制服汚すとアレだから、一旦制服とワイシャツは脱いで……と。中に着ていたTシャツ姿になったら、執務室を一旦キッチンモードに切り替えて調理開始だ。
《オムレツが大事!ふわとろオムライス》※分量2人前
(チキンライス)
・鶏モモ肉:1/4枚
・玉ねぎ:1/4個
・ご飯(温かい物):茶碗2杯分
・サラダ油:大さじ1
・バター:10g
・鶏ガラスープの素:小さじ1
・塩、胡椒:適量
・砂糖:小さじ1
(失敗しにくいふわとろオムレツ)
・卵:6個
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ